[ハワイドローン観光案内]Vol.07 ハワイでドローンを使ったビジネスをするにはどうすればいいの? 専門家指南の巻

2016-02-15 掲載

アロハ!ハワイ在住のクリエイティブディレクター、長澤宏樹です。先々月のコラムで天才ドローン使いに出会い、先月のコラムでは結構あちこち行ってかなりいい感じのフッテージが撮れて、「ドローンで海上撮影」の夢にグンと近づいたわけですが。

ハワイでドローンを飛ばしていると、「ここは飛ばしていいの?」「ドローンを飛ばすのに何か届け出は必要なの?」とか色々聞かれるわけですね。特に規制が厳しい日本の方に(笑)。ということで、今回は特別号をご用意しました!「ハワイでドローンを飛ばすにはどうすればいいの?」という初心者の立場から、そして、「ハワイでドローンを使ったビジネスをするにはどうすればいいの?」という商業的観点まで、いまや全米に16店舗を展開するドローン専門店、Drones Plusに話を伺ってきました。

Drones Plusに直撃する

Drone01_kanban

世界初であり世界最大のドローン専門店。すでに全米に16店舗を構えており、現在店舗を拡充中。ドローンの販売のみならず、修理、カスタマイズ、トレーニング、業務用の撮影など、ドローンに関することならほとんど解決可能。ハワイ店は、こちら

▶Drones Plus Honolulu 
1695 Kapiolani Blvd Honolulu, HI 96814

ハワイの Drones Plusは、アラモアナショッピングセンターの隣のコンベンションセンターの向かいにあります。看板の目印はドローンをモチーフに使ったこのマーク。

Drone01_door

外から見るとこじんまりしたお店?という印象を受けますが、扉を開けると中には広い空間が!なんと、修理したドローンのテスト飛行もこの中でやってしまえるようになってるんです!

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今回、質問に答えてくれたのは、自らドローンの修理を担当する技術を持ち、本店舗のマネージャーも務めている Marco。僕からは7つの問いかけをさせてもらったのですが、すべての質問にとても丁寧に分かりやすく答えてくれました。

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■Drones Plusについて教えてください。その目的、コンセプトは?

Marco:Drones Plusはラスベガスで2015年にオープンしたドローン専門店です。テーマはドローンの販売だけでなく、ドローンをスタートする人たちのトレーニングや啓蒙も視野にいれてます。現在全米に16店舗あり、今年は20店舗ほどに増える予定です。

■ハワイでドローンを飛ばすために必要な手続きは何ですか?

Marco:ハワイというか全米でなんですけど、2015年の12月21日以降、ドローンの所有者(250g以上、25kg未満のドローン)は、アメリカ連邦航空局=FAA(federal aviation administration)を通じて、登録することが義務付けられました。個人レベル*1での使用の場合は、FAAのホームページからオンラインで申請できます。必要な情報は、メール情報、クレジット番号、アメリカの住所。費用は5ドルです。登録情報は3年間有効。ここで、入手した、登録番号をドローンに貼ればオッケーです。

*1:商業利用やドローンが25kg以上の場合は、別途オフラインでの申請が必要
■このお店で一番売れているドローンはどれですか?
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Marco:ここでは、DJI Phantom 3 ProfessionalとDJI Phantom 3 Advancedが同じくらい売れています。映像をバキッと編集したいのであれば、4Kに対応しているDJI Phantom 3 Professionalがオススメですね。あと、DJIの機種は、飛ばそうとしている場所が禁止区域だったりすると、赤く点滅して知らせてくれるので、その土地に詳しくない観光客にとっても分かりやすくてオススメです。

■Drones Plusが提供しているサービスについて教えてください。
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Marco:Drones Plusでは、いろいろなサービスを提供しているのですが、例えば、修理についても、各パーツごとに細かく値段が決められているから、分かりやすくて安心です。あと、ドローンが壊れた時の修理保険もやっています。ドローンの機体の金額と適応期間によって、保険金が決まってくる仕組みになってます。ただ気をつけないといけないのは、壊れたドローンが手元にないと保険が適応されないので、なくしたり、海に落とさないように気をつけないといけませんね。

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■Drones Plusでは商業用の映像撮影なんかもやっているんですか?どんな撮影を依頼することはできますか?

Marco:Drones Plusでは、ドローンを商業利用するための手続きを申請済みなので*2、商業用の撮影を行うことが可能です。結婚式の映像や、会社のプロモ映像など、必要に応じて請け負うことができるようになっています。何かあれば相談してくださいね。

*2:Section 333 exemptionのこと
■Drones Plusでドローン購入した場合の特典を教えてください。例えば、日本から遊びにきた観光客が期待できることはどんなことがありますか?
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Marco:Drones Plusの特長ですが、ここでは室内のフライトデモができます。ここで基礎知識を身につけて、さらに興味があれば、1時間40ドルの野外レッスンを受けることもできます。そうすれば、ドローン初心者にありがちな、ドローンの初飛行でクラッシュさせてしてしまうようなことはありませんよね。あと、Drones Plusでドローンを購入していただいた方には、これを無料でサービスしています。

■ドローンを日本に購入してもちかえる場合に注意すべきことはありますか?
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Marco:ドローンと一緒に、バッテリを入れるLipoバッグ(セーフティーバッグ)を購入することをオススメしてます。チェックインバッグに入れると抜かれてしまうことも考えられるので、手持ちで持って帰ったほうがいいですね。あとは、税関手続きに必要であれば、レシートを3枚までお出ししますよ。

インタビューで今までなんだかモヤモヤしていたものが一気にすっきり!やはりプロに教えてもらうのは大切ですね〜。こんな頼れるDrones Plusが近くにあることに感謝しつつ、さぁ来月からまたがんばっていいフッテージを撮影するぞ〜!と決意を新たにしたのでした。次回は一皮むけたフッテージをお見せできるかと(笑)。 お楽しみに〜

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WRITER PROFILE

長澤宏樹
ホノルル在住。慶応大学卒。博報堂DYインターソリューションズプロデューサー、クリエイティブディレクターとして13年間勤務。独立後、Aloha Branding 合同会社を日本に設立。Aloha Branding Hawaii Inc.を米国に設立。

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