[ハワイ ドローン観光案内]Vol.19 「MAVIC PRO」構造上の問題とジンバルの初期設定

2017-02-17 掲載

MAVIC PROを使いはじめて数ヶ月

みなさん、アロハ!クリエイティブ・ディレクター長澤宏樹です。DJIのMAVIC PROを使いはじめてからはや数ヶ月。操作にもだいぶ慣れてきました。大きなクラッシュもなく、つくづく素晴らしいドローンだと思います。ただし、実際使っていくうちに、細かいところですが、気になることが二つでてきました。

一つは、MAVIC PROの構造上の問題。もう一つは、ジンバルの初期の設定です。ということで、今回はこれら気になった点に対する僕のとった改善策をシェアしていきたいと思います。

MAVIC PROの構造上の問題について

これは必ずしも全てのユーザーに当てはまるものではないのですが、僕は好んで海で撮影することが多いこともあって、MAVIC PROの機体の「高さ」がずっと気になっていました。砂が機体やプロペラに入り込むと、機体の故障に繋がってしまいます。

機体が地面すれすれに位置するMAVIC PROを海辺で飛ばすとき、その離発着の場所探しに苦労するんです。かといって、毎回毎回ハンドキャリーで離着陸させるのも面倒ですし、そもそも危ないですよね。こうしたことを考慮し、結果、僕が選んだのが「ランディングギアガード高さアップグレードプロテクター」でした。シークレットブーツ的にMAVIC PROの足を長くするんです。

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ほかにも、代用として離発着用のランディングパッドを砂浜の上にしいておくのも良い手だと思いますが、僕は持ち運ぶものを少しでも少なくしたいので、こちらを選びました。

ランディングギアガード高さアップグレードプロテクターの装着からテストフライトまでの映像をご用意していますので、こちらをご覧ください。

ジンバルの初期設定

次に改善したのは、ジンバルの初期設定です。ドローンを撮影用の機材と捉えた場合、ジンバルの動き=カメラの動きが、最初の設定では早すぎると感じます。手持ちのカメラ撮影では早すぎるパンやズーム、カクカクした動きのある映像はあまり使い物になりません。これは、やはりドローンでも同じで、ゆっくりとしたカメラワークが求められます。

しかし実際やってみるとわかるのですが、ドローンを飛ばしながら、同時にコントローラーの操作でジンバル=カメラの動きをゆっくり操作するのは至難の技です。であれば、最初からジンバルの動きを制御してしまって、一定のスピードでしかジンバルが動かないようにしてしまいましょう。

ジンバルの動きを調整する上で、参考にしたのはTom’s Tech Timeの 「How To Adjust Gimbal Tilt And Speed Settings | DJI Mavic Pro」。本編は英語なので、簡単にまとめると、以下の3点の調整を行うということです。アプリ「DJI GO 4」を開き「ジンバル」の「詳細設定」から、

  1. 「ジンバルのピッチのEXP」設定で、初期設定の70を10へ変更。これにより動きが極端にゆっくりになります。
  2. 次に「ジンバルピッチの滑らかさ」を変更します。こちらは、初期設定の5を20へ変更します。これにより、ジンバルの動き始めと終わりをよりスムーズします。
  3. さらには「ジンバルピッチを30度まで上げられる」スイッチをオフにして、万が一のプロペラの写り込みがないようにします。

設定が完了すると、このような画面になります。設定は人の好みや撮影シチュエーションによって正解はありませんので、色々と試してみるのがよいでしょう。

このように、二つの気になる点、MavicProの構造上の問題とジンバルの初期の設定を改善して撮影したのが、こちらの映像です。夕暮れ時の富士山方面を海から空撮した映像です。

いかがでしたでしょうか?ジンバルの動きを制御することで、よりゆったりとした映像になっていると思いませんか?気づきがあれば、また共有していきますね。次回はどこからお届けしようかな(笑)。またお会いしましょう~!マハロ!

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WRITER PROFILE

長澤宏樹
ホノルル在住。慶応大学卒。博報堂DYインターソリューションズプロデューサー、クリエイティブディレクターとして13年間勤務。独立後、Aloha Branding 合同会社を日本に設立。Aloha Branding Hawaii Inc.を米国に設立。

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