ドローンで救援物資運搬訓練も。あきる野市総合防災訓練

2016-11-28 掲載

2016年11月20日(日)午前、DJI JAPAN株式会社及び株式会社スカイシーカーと「ドローンの安全かつ有効な活用推進に向けた合意書」を提携しているあきる野市(東京都)が「平成28年度あきる野市総合防災訓練」の中でドローンを活用した救援物資運搬訓練を実施した。

防災訓練会場は市立五日市小学校のグラウンド。当日は天気も快晴、少し肌寒い中ではあったものの多くの市民も参加して防災訓練が実施された。物資運搬に使用するドローンはDJIの業務用ドローンMatrice 600(以下:M600)。機体下部に今回のために制作されたカーボン製の物資運搬用BOXが装着されている。

161128_akiruno_m600 161128_akiruno_minibox

訓練は、孤立地域に見立てた場所をグラウンドの中央に設置。そこに取り残された人に対して救援物資として水や食料、通信機などを届けるというもの。孤立した人役のスカイシーカー平井氏が「おーい、誰かいますかー」と助けを求めるところを合図に訓練がスタートした。

161128_akiruno_koritu_area

助けを求めて少しすると、M600が上空へ飛来してきた。M600は完全自律的にコントールされており、直線距離で300m~400m離れたあきる野市役所五日市出張所から救援物資を訓練会場である小学校のグラウンドへ運搬してきている。

孤立地域へ到達したM600は上空で20秒ほどホバリングを始める。これは、プロポからの制御信号を確認しているとのことで、この時点で制御信号を受信すればプロポからの制御を受け付けるモードになる。今回はプロポからの電波が届かない想定の訓練なので、自律制御モードのまま離着陸を行った。物資ももちろん着陸後に自動で箱の底が開き、下ろすことができる。

161128_akiruno_m600_2

物資を下ろしたM600はそのまま再浮上、着陸前と同じように20秒ほど上空でホバリングしてプロポからの制御信号がないことを確認し、自律モードで最初の離陸場所へ戻っていった。

奇しくも2日後の22日には福島県沖でM7.4の大きな地震があったばかり。幸い大きな被害は無かったようだが、熊本、鳥取と大きな地震や災害が続いている中で、このような試みを国や都道府県ではなく市区町村レベルで進めていくことにはとても大きな価値があると考える。ローコストで小回りがきくドローンは、こういった中小規模の自治体にとってとても価値のある道具である。

DJI

関連する記事

DJI SPARKが国内デリバリーは6月中旬から!日本発表会詳細レポート

空撮するドローンからもっと身近な距離感の存在に 米国時間5月24日午前11時半(日本時間5月25日午前0時半)にニューヨークのグランドセントラル駅のイベント会場で発表された、... 続きを読む

DJIマイケル・ペリー氏が語るSPARKのある日常とは?

SPARKの存在はドローン業界に何をもたらすのか? 5月24日DJI新製品SPARKの発表会にて登壇後、興奮冷めやらぬ中、我々編集部は戦略パートナーシップ部門ディレクター... 続きを読む

ケイシー・ナイスタットも発表会に参加。SPARKを絶賛!

5月24日DJI SPARK発表会にて直撃 今回の新製品発表会には報道陣の他にもVloger(ビデオブロガー)やYouTuberも多く招待されたいた。日本でも知る人ぞ知るCa... 続きを読む

DJI、SPARK登場!DJI史上最小のボディーと最上級機能ドローンがやって来た!!

いよいよ発表、最新機種SPARKの真価は?ニューヨークマンハッタンの玄関口グランド・セントラル・ステーション構内で開催。お隣はAppleストア 北米時間現地5月24日11時半... 続きを読む

DJI、家族や友達と楽しめる体験型ポップアップイベントを開催。あの新製品に触れるチャンス?!

DJI JAPAN株式会社は、2017年5月27日と28日の二日間、同社ドローン飛行と空撮セルフィーを体験できるポップアップイベントを開催する。会場は、みなとみらい横浜ランドマーク... 続きを読む