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コラム吉田泰行

[Phantom4 -A-go!-go!]前編 Phantom4がやって来た!!

2016年3月28日
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3月1日にニューヨークで発表されたばかりのDJIの最新ドローン「Phantom4」。衝突回避機能やトラッキング機能搭載など話題の製品である。早速Phantom4の製品の実力や魅力を伝えるべく、前機種であるPhantom3と比較しつつ話を進めて行きたい。やはり気になる開封の儀からおつきあい願おう。

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まずはパッケージを開けてみよう!

Phantom4_01_010Y5100

箱はDJIらしいスタイリッシュなデザイン。白を基調とした、とても清潔感あふれるデザインである。

Phantom4_01_010Y5102

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Phantom4_01_010Y5103

Phantom 3と違い、Phantom 4では運搬可能な発泡スチロールのケースが付属している。ケースはロック機能が付いており、ワンタッチで着脱可能だ。バッテリーは合計3本収納可能である。業務で長期間、繰り返し使う場合には耐久性の観点からも別売りのハードシェルタイプのケースを買うのも選択肢の1つだ。

Phantom4_01_010Y5104

Phantom 4ケース内観。機体、コントローラー、充電器、プロペラ、マニュアルなどフライトに必要な装備が1式コンパクトに収納されている。現時点ではPhantom 4の日本語マニュアルがクイックスタートガイドのみになっているため、英語版のビデオやマニュアルを読み、機体の使用方法をしっかりと把握した上で操縦した方が良いであろう。

Phantom4_01_010Y5106

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Phantom 3とPhantom 4の比較写真。Phantom 4の方が機体にやや厚みがあるもののサイズはほぼ同一である。カメラを含めシステム1式が非常にコンパクトに設計されているのが分かる。Phantom 3との外見上一番大きな違いは機体の表面加工であり、Phantom 4は非常に滑らかでツヤのある材質が使われている。まさしく未来のドローンといった印象を受ける。

Phantom4_01_010Y5108_A

Phantom 4ではカメラの保護カバーも一新された。レンズ表面の保護も行えるようになり、Phantom 3に比べ取り付けも容易になった。

Phantom4_01_010Y5113

Phantom 4ではSDカードの取り付け位置が機体側面に移された。Phantom 3に比べメディアの抜き差しがより容易になっている。

Phantom4_01_010Y5115

Phantom 4ではPhantom 3と同様、最大4K30pの動画撮影が可能で、静止画では最大4000×3000のRAW撮影が可能だ。センサーや撮影可能な画角を含め、大幅な仕様変更はないものの、Phantom 3と比べ以下の点が進化している。

  1. HDではOSMOと同様、120fpsまでの撮影が可能でありスローモーション撮影に対応している。サーフィンなどなどの撮影現場ではスローモーションが威力を発揮するであろう
  2. レンズが改良され、Phantom 3に比べ歪みが36%、色収差が56%減少している。ドローン搭載カメラは通常魚眼レンズタイプが多いが、Phantom 4は35mm換算で20mmのワイドレンズを搭載している。ダイナミックな空撮を画像の歪みなしに行えるのはメリットが大きい
  3. ジンバルを2箇所で支えるように設計が変更されたため、より安定した撮影が可能になった

Phantom4_01_010Y5120

Phantom 3/4の機体後面。バッテリーが大型になったのが分かる。

Phantom4_01_010Y5128

Phantom 3は容量4480mAhのバッテリーを搭載し、23分の飛行が可能である。一方Phantom 4ではバッテリーが大型になり、容量が5350mAhに増加。飛行時間が28分に改善された。

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Phantom 4では機体内部のチップなどが小型化されたため、より大容量で大型のバッテリーが搭載可能になった。またIMUなど姿勢制御に必要なセンサーが二重化されているため、目に見えない部分でも安全性が大幅に強化されている。

Phantom4_01_010Y5130

Phantom 4に搭載されている障害物回避センサー。機体に搭載された人工知能と連動し、障害物の回避を行う。おそらくPhantom 4の価格帯で障害物回避機能を達成したのは世界で初めてであろう。

なおPhantom 4では機体の前方のみ障害物が探知可能であるため、後方、側方に移動する際は注意が必要だ。また障害物の探知には、障害物の大きさ(ピクセル数)がある程度必要である。電線やネット、枯れ枝など細い障害物には反応しないため、飛行の原則はあくまでマニュアル操作だとの認識で操縦する必要がある。

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モーターサイズはPhantom 4とそれほど変わらないものの、高さが大きくかさ上げされている。Phantom 3では飛行速度によってはプロペラの写り込みがあったものの、その点が大きく改善されている。

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Phantom 3との機体底部比較。ビジョンポジショニングセンサーが新型になり、より大型に変更されている。作動高度が今までは3m程度しかなかったが、Phantom 4では9mまで拡大。撮影現場でより実用性がある仕様になっている。またビジョンポジショニングカメラも2つ搭載されており、信頼性がより向上している。

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Phantom 3ではビジョンポジショニングカメラは1つだけである。

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Phantom 4ではビジョンポジショニングカメラは2つ搭載されている。

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Phantom 4の新型フライトコントローラー。コントローラーの外観はPhantom 3と比べそれほど変化がない。しかしスイッチ類の配置が変更されており注意が必要だ。

Phantom4_01_010Y5151

Phantom 4からアクティブトラックなど物体の追跡機能が新規で搭載されている。その追跡機能を停止するための一時停止ボタンが追加されている。後方の障害物など、Phantom 4の衝突回避センサーの視界外にある物体はパイロットが目視で発見する必要がある。万が一、Phantom 4が機体後方の障害物に接近した場合は、この一時停止ボタンを押すとアクティブトラックが停止する。安全確保のため、アクティブトラック中はこの一時停止ボタンに手を添えておく必要があるであろう。

Phantom4_01_010Y5152

フライトモードのスイッチはPhantom 3と比べ大幅に変更されている。Phantom 3ではP(ポジショニング)、A(姿勢)、F(機能)モードの3種類であったが、Phantom 4ではP(ポジショニング、アクティブトラックなどの機能も指定可能)、S(スポーツ)、A(姿勢)の3つになっている。

スポーツモードではスピードリミッターが外れ、高速での飛行が可能であるが、機体の停止までに50m程度必要である。スイッチの選択ミスを行うと事故につながる可能性があるため、マニュアルなどをしっかり読んだ上で操作を行うべきだ。

次回はアクティブトラック、スポーツモードなど機体の飛行特性について詳細にレポートを行う。

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shizuka 2016年3月28日
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