DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: [ハワイ ドローン観光案内]Vol.27 ドローン撮影現場で学んだ心得
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
コラム長澤宏樹

[ハワイ ドローン観光案内]Vol.27 ドローン撮影現場で学んだ心得

2017年11月30日
SHARE

実務撮影から見えてきた3つのこと

アロハ!クリエイティブ・ディレクター長澤宏樹です。前回のコラムでは、安田寿之氏のMV制作の仕事や、内閣府が行っている「日本の国境へ行こう」プロジェクトでの映像制作など、ドローンを活用した映像制作がいよいよ動き出してきたことを紹介しました。実はその後すぐ、別の案件も舞い込んできました。それは某超大手通販サイトが行うネットドラマのドローン撮影。

- Advertisement -
Contents
実務撮影から見えてきた3つのことドローン撮影の仕事の心得その1:スケジュールはズレまくるその2:普段より事故る確率が上がるその3:バックアップ機は必要不可欠ちょこっとPR

本コラムを最初から読んでくれている読者の方たちならお分かりかと思いますが、著者はドローンを飛ばすのがとにかく下手だったわけで(まあ今もたいしてうまくないですが)、いよいよここまできたかという感じです。

撮影の内容は、いつもやっている茅ヶ崎の海でのサーフシーンをドローンで撮影するというやり慣れたものではあったのですが、とにかく規模の大きい話だったので、かなり緊張しました。結果的に当初想定していたよりもはるかに労力がいる、とてつもなくチャレンジングな案件となりました。

- Advertisement -

しかしそこには多くの学びがあったので、今回のコラムでは実務としてのドローン撮影現場を通じて肌で学び取った3つのことを紹介していきたいと思います。

ドローン撮影の仕事の心得

  • その1:ドローン撮影の仕事は、スケジュールがズレまくる
  • その2:ドローン撮影の仕事は、普段より事故る確率が上がる
  • その3:ドローン撮影の仕事には、バックアップ機が必要」

その1:スケジュールはズレまくる

ドローンをドラマなどのワンシーンとして撮影する場合の一番の問題点、それは「スケジュールがズレまくる」ということです。天候に大きく左右されてしまうドローン撮影。特に、海上でのサーフィン撮影となると、“波が良い”+“ドローンが飛ばしやすい穏やかな空”という、なかなか簡単にはそろわない条件が必要となります。ましてや、そこにタレントのスケジュールが入ってくるので、全部の条件がバチっと合うのは奇跡に近いわけです。

今回のオファーを受ける上で、これらのことをあらかじめ考慮して、スケジュールを多めにあけてはいました(4日+予備日2日)。にも関わらず10月はまだ台風シーズンだったこともあり強風や雨のため撮影が中止になったり、逆に波がフラットで撮影できなかったりと、天候によってスケジュールがかなり振り回され、当初予定していた4日間の撮影は、いきなり全キャンセルとなりました…(仕方ないので、ここは自主的に風景画など自分で撮影できるものを撮影し、提出しました)。

- Advertisement -

■西浜でのサーフィン・ドローン空撮で大失敗…(vlog129)

結局、それなりの映像が撮れたのは予備日最終日。風が強く、今にも雨が降ってきそうな中、半分無理くりの撮影でしたが、とりあえず一安心できた、というわけです。それにしても。1ヶ月近く、ずっと天気図とにらめっこしながらスケジュール調整をし続けないといけなかったのは、なんとも心が落ち着かない時間でした。

ちなみに、天気予報を知るために重宝したのが「釣りニュース」のサイト。海沿いの風速がわかるのは非常に重宝します。これを見ながら普通の天気サイトの風速と見比べることで、なんとなく心の準備が整います。

さらに、潮回りを確認し、波が良さそうな時間帯=撮影に集中すべき時間帯もあらかじめインプットしていました。…かなりマニアックな話になってきしてしまったので、次に行きましょう(笑)。

その2:普段より事故る確率が上がる

ドローン撮影の実務から感じた2点目、それは「ドローン撮影の仕事は、普段より事故る確率が上がる」です。簡単にいうと、ドローン撮影時に当初約束になかった“高度な要望”が突如現れてくることで事故る確率が上がる、というわけです。一度フライトの姿を見ると、やっぱりこうしてみたいという要望の変更がつきものです。そしてそれは大抵、より難しい方向にいきます。より良いものを作りたいと言う心理を考えると当たり前ですよね。

例えば撮影をしていくなかで、監督がモニターを覗き込んで、もっと寄って欲しい、とか、もっと地面すれすれを飛んで、といった要望がでてきます。撮影している側としても、できるだけ答えてあげたくなってしまいます。一人で飛ばしているのとは違い、集団のノリも加わってきますので、普段ではやらないようなことをやってしまいます。こうして事故る可能性が高くなるわけです。

さらに、いろいろなスケジュールがタイトになってくると、どうにかして撮りきってしまいたいという現場の心理が働きます。時にはドローンが推奨する風速より強くても、とりあえず飛ばしてみますか?という流れになってしまうことも多々あります。ここにも事故る可能性が。しかし、ここはドローン操縦者として自制する力を養うことも非常に大切です(または、飛ばせないときにどのような代替案を出せるか、も大切ですね)。

自制することの大切さについては「日本の国境へ行こう」プロジェクトで行った壱岐島での実務撮影で強く痛感したところなんです。実は、壱岐島ではドローンの撮影を一切行うことができませんでした。二日間にわたり強風が吹いており、危険だと判断したのです。これは苦渋の決断だったのですが、その代わりに陸と海の撮影をじっくり行い、当初ドローンで撮影するはずだった分をそちらで補うようにしました。またメーキングにおいてもvlogを作り、ドローン撮影者という仕事以外のところでクリエイティブの提供を行うようにしました。

その3:バックアップ機は必要不可欠

そして、学び3点目。2点目の事故る確率と関連することですが「バックアップ機が必要」ということです。風が強い中でのフライトをしっかり中止したり、無茶なクライアントの要望になるべく振り回されないようにしたところで、それでもやはりどうしてもミスをしてしまうことはあります。

さらに、いつもと違、大所帯での仕事だったりすればするほど、体が緊張でこわばってしまいます。イージーミスで機体が砂の上で転がってしまってベアリングの中に砂が入ってしまったり、単純にケーブル一つなくしてしまった、といったことが大いにあり得るのです。

小さな緊張が頭のなかを真っ白にしてしまうことは大いにあり得ます。そうならないために、著者は今回初めてバックアップ機を用意しました。具体的には「ドロサツ」という会社を通じて、いつも使っている機種と同じMavicProをレンタルをしておいたのですが、これが手元にあるだけでだいぶ心を落ち着かせることができました。

(※これは「ドロサツ」の宣伝でもPRでもなんでもないですが)、値段としては3泊4日のプランで11,960円。撮影する前日に届けてくれるので、前日から練習やセットアップに使えるのは助かりました。その開封、セットアップ模様はvlog128「MavicPro2機目とGoProHERO6を入手」にまとめていますので、興味がある方はこちらをごらんください。

6:08から

ということで、実務撮影から見えてきた3つについて書きましたが、すでに次の撮影の仕事として、日本のメーカー企業の工場を空撮するという案件が入っています。これらを実践しながら、新たに入手したバックアップ機を持って行ってきますので、こちらもまた別の機会に報告しますね。またお会いしましょう~!マハロ!

ちょこっとPR

本編に登場するHIROKI NAGASAWA VLOGはこちらから。定期的に更新していますので、ぜひチャンネル登録をお願いします。

0book

長澤宏樹の初著書 「思いが伝わる!心を動かす!アイデアを「カタチ」にする技術」がアマゾンにて販売中!選ばれる企画をつくるにはどうすれば良いのか。博報堂グループで数々の実績を上げてきたクリエイティブ・ディレクターの著者が、企画のつくり方について、解説している一冊(Kindle版も同時発売中)。

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: ハワイ ドローン観光案内
shizuka 2017年11月30日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article 世界初!KDDI「スマートドローン」がモバイル通信ネットワークで約6.3kmの自律飛行成功
Next Article PRODRONE、「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2017ジャパン」チャレンジング・スピリット部門大賞受賞
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

コラム長澤宏樹

[ハワイ ドローン観光案内]Vol.39 ハワイ、オススメドローン撮影場所を振り返る

2019年5月23日
コラム長澤宏樹

[ハワイ ドローン観光案内]Vol.38 産業用高性能ドローン「MAVIC 2 ENTERPRISE」がすごい!

2018年12月26日
コラム長澤宏樹

[ハワイ ドローン観光案内]Vol.37 様々な問題勃発!マイクロドローンパイロットへの道は険しい

2018年11月13日
コラム長澤宏樹

[ハワイ ドローン観光案内]Vol.36 マイクロドローンパイロットへの道その2〜まずは心に余裕を持とう

2018年10月2日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?