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コラム春原久徳

[春原久徳のドローントレンドウォッチング]Vol.26 ドローンソフトウェアの最新トレンド

2018年9月25日
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ドローンソフトウェアのポジショニングの変化とは?

ドローンの活用ステージが進むなかでドローンソフトウェアのポジショニングも変化してきている。

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Contents
ドローンソフトウェアのポジショニングの変化とは?DJI SDKの評価の高まり

ドローンソフトウェアに関しては、ドローンに搭載されているフライトコントローラーに大きく依存しており、大別すると、DJI系とオープンソース系に分かれている。

参考:[春原久徳のドローントレンドウォッチング]Vol.11 ドローンのプログラミング

ドローンの活用の第1ステージは、新しい視点(鳥の目)を確保したことにより空撮を中心に進んだ。そこでは商業空撮だけでなく、ソーラーパネル・屋根点検、写真測量、土木進捗、災害調査などに拡がってきた。

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そこでの競争はマルチコプターで空撮性能が高く、コストパフォーマンスの高い空撮機の開発だった。ここでは開発スピードが速く、また、カメラの開発にも長けたDJIが大きなシェアを握ることになった。その中でドローンソフトウェアの環境は、DJIは2015年頃よりドローンの産業用途利用が増えるにつれ、その業務に適したカスタマイズやアプリケーションの開発といったものが必要となってきており。そこでDJIはSDKを公開すると同時に、Matrice100といった開発者向けの機体の提供を行った。一方、オープンソース系はDronecodeという形でまとまっていたが、その中心にいた3D RoboticsがDJIとのドローン開発・販売競争に敗れたこともあり、DronecodeとArdupilotに分裂した。

参考:[春原久徳のドローントレンドウォッチング]Vol.14 Dronecodeの変節~新生Ardupilot.orgとは?

第1ステージにおいては、マルチコプターの安定にむけた自律飛行や自動航行といったところにソフトウェア開発が向けられていた。

DJIは当初Onboard SDK<シリアル接続により直接DJIのフライトコントローラーと通信。インテリジェントナビゲーションモードを使用することで、自律的な飛行経路と操縦を作成して、オンボードAPI機能で、ドローンの飛行を監視および制御することが可能>とMobile SDK<フライトコントローラーと通信可能なモバイルアプリを開発して、プラットフォームの可能性を引き出すことが可能>を提供した。特にDJIのPhantomやInspireといった汎用機体を使ってのアプリケーション開発が可能ということもあり、Mobile SDKを使う形で、各社のアプリケーションをDJI用に移植する動きが活発になった。

参考:[春原久徳のドローントレンドウォッチング]Vol.15 シェアを獲得しているDJIの開発は?~DJI SDK

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現在、ドローンの活用が第2ステージを迎えようとしており、その中でドローンソフトウェアのトレンドも変化してきている。そこでのテーマはいくつかある。

(1)ドローンの自律航行に多く依存していたGPSが届かない、届きづらい空間におけるドローンの安定した自律航行への対応
(2)ドローンに搭載するカメラやセンサの多様化と高度化
(3)空撮用途でなく、人間の作業代替としてのペイロード(搭載物)の重量を増加、もしくは、搭載物の高度化(ロボットハンドなど)
(4)マルチコプターだけでなく、固定翼やVTOL機、また、空だけでなく、同様なフライトコントローラーを使っての陸上ローバー、水上ボート、水中潜水艦への転用
(5)活用ソリューションとドローンの高度な連携
(6)活用ソリューションや管理のクラウド化

こういったテーマにむけて、機体やアプリケーション、ソリューションの開発が世界中のドローン関連企業で行われてきている。そこで各ドローンソフトウェアの注力点も変わってきており、その中でその長所を生かした選択がされている。オープンソース系のArdupilotでは、機体開発を中心として、上記の(3)や(4)が強化されている。自律型のローバーやボート、潜水艦の開発において、その各分野での機体開発競争が始まっている。また、ROS(Robot OS)との連動なども、各種の作業をより自動化、高度化するために注目が集まってきている。

DJI SDKの評価の高まり

DJIのSDKはそのストラクチャを大きく変化させた。それはGuidance SDKを除いて、Payload SDK、UX SDK、Windows SDKを加えるというものだ。

DJIが提供する5つのSDK(Windows SDKは秋に提供予定)

UX SDKは、Mobile SDKをよりユーザーインターフェイスに限って、すべてのコア機能のUI要素を提供することで開発時間を短縮。追加のコード行なしで数分でアプリケーションを作成可能にした。Payload SDKは、サードパーティのメーカーがDJIのフライトプラットフォームとシームレスに固有のペイロードを開発できる。ペイロード側から、電源・ワイヤレス通信リンク・機体の状態やステータス情報などにアクセス可能にした。Windows SDKは、今秋に提供予定をしているものだが、Mobile SDKと同様に、DJIプラットフォームの可能性を最大限に引き出すためのカスタマイズされたアプリケーションをWindows環境で作成可能にする。

DJIはこういったSDKを通じて、上記の(2)や(5)、(6)といった項目の強化をDJIの開発パートナーが行えるようにし、DJIのドローンの活用の幅を広げようとしている。

参考:DJI Developer

そういった流れの中で、ドローンビジネスを展開する企業にとって、よりドローンソフトウェアへの重要性が高まってきている。オープンソース系のArdupilotにおいては、コミュニティを中心に展開されており、http://ardupilot.org/がその入り口となるが、敷居の高い部分もある。ドローン・ジャパンでは、今までArdupilotの理解を深めていくために、ドローンソフトウェアエンジニア養成塾を開催してきており、この第6期にあたる講座が10月より開講される。ここではマルチコプターだけでなく、固定翼やローバー、ボートの制御といった部分においても強化されている。興味のある人にとってはいい機会となるだろう。

参考:「ドローンエンジニア養成塾2018秋」

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shizuka 2018年9月25日
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