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Reading: Vol.33 ドローンの収納方法を考える[シュウ・コバヤシのDRONE MANIA]
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コラムシュウ・コバヤシ

Vol.33 ドローンの収納方法を考える[シュウ・コバヤシのDRONE MANIA]

2022年11月30日
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ドローン運用の変化

ほんの少し前、ドローンが使われる現場は空撮がほとんどだったと思います。ここ数年では空撮以外にも、点検、測量、運搬、警備、農薬散布など、産業用途に広がってきました。以前、小型機用のしまい方、大型機用のしまい方を書いてきました。それらはほぼ、空撮用のしまい方だったと思います。

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Contents
ドローン運用の変化ドローンスクールでの運用ドローン運用のための計画実際の運用運用の工夫

空撮の場合、ほぼ同じ場所で飛ばすことはなく、その都度撮影場所を変更しながら飛ばします。なので、基本的にドローン本体や、周辺機器はケースやバックにしまわれて、車、電車、飛行機にて運ばれていたと思います。

産業用途でも同じようなケースがほとんどだと思いますが、工場など決まった場所に配備されて、同じルートを飛び続けるといった使い方もあると思います。私の場合も空撮のときは以前紹介していた方法で運んでいますが、ドローンスクールの場合は同じ場所での運用になるので、産業用途と少し近いかもしれません。今回は、ドローンの収納方法を考えてみたいと思います。

ドローンスクールでの運用

2020年以前でのドローンスクールでの運用は、品川にある会社から、会場の木更津まで毎回車で、機体や機材を運搬していました。そのため機体は毎回プロペラガードを外し、ランディングスキッドのエクステンションを外し、折りたたみ、ソフトケースに収納し、それを折りたたみコンテナにしまい、台車に載せ、車に載せるという工程が必要でした。

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dronemania33_01
dronemania33_02

これが、地味に手間なのです。この工程だけで15分かからないとは思うのですが、朝の準備、夕方の片付け、それだけで30分近くになります。ただ、この頃は仕方ありませんでした。車に積むには折りたたまないといけませんし、ケースに収納しなければ、機体を運搬中に破損してしまうかもしれません。

2020年から事情が変わってきました。ドローンスクールの運営が変わり、機材の保管場所も品川から、木更津の会場と同じ施設に変わりました。つまり、機体を車に積む必要がなくなったのです。そこで、無駄な作業が大嫌いな私は考えました。楽な方法を。

ドローン運用のための計画

まずは使用する機材をそのままの形で運搬できる方法を考えました。毎回、外して、折りたたんで、としなくていいように、バッテリーやその他周辺機器もなにかに収納せずに済む方法を模索しました。
そして、とりあえず絵に描きます。

dronemania33_03

こんな感じです。

次に、何で作るか考えます。加工が楽なのは木材です。ただ、強度を出したり、スペースを確保するには工夫が必要です。重くなっても困ります。基本的に機材の保管場所から会場までは、押しながら移動しますが、車にそのまま積むこともゼロではありません。あまり重いとパワーゲート付きのトラックが必要になってしまいます。そこで、棚などを自由に作れるイレクターパイプにしました。SUSのアルミフレームも良かったのですが、イレクターは他でも使っており、部品が手持ちであったのです。

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ただ、この絵のようには結局作りませんでした。まず、ここでのドローンは、DJI MAVIC 2なのですが、プロペラガードをつけたままだと、想像以上にでかいのです。絵のように2機並べてしまうと、ドアを通れないサイズになってしまうことが判明しました。…流石にそれでは運用に問題があります。色々計画を変更しつつ、無事完成しました。

実際の運用

イレクターパイプだけではうまく収納できなかったので、木材のトレイと折りたたみコンテナを併用しました。

dronemania33_04

このような形になりました。

長距離運搬しないので、機体をすべて覆う必要がないと思い付き、かなりコンパクトになりました。主に2チーム使うので2台制作し、ドローンの収納している高さを微妙にずらしているので、2台並べてもお互いの機体が当たらないようになっています。

dronemania33_05

上部のトレイにはコントローラーや、バッテリー、充電器をのせるだけで片付けられるようにしました。以前は充電器のコードも外して、1本1本束ねていました。そんなこと無駄なのです。

この木材のトレイは折りたたみコンテナのサイズと合わせてあるので、上に追加の荷物も載せられるようになっています。

dronemania33_06

とても便利です。現在では、ランディングパッドを前方に搭載できるように拡張し、タイヤも大きくしました。段差が乗り越えられなかったり、エレベーターに乗せる際にヒックリ返したりしたからです。現状、他の講師からも概ね好評です。以前の収納方法だと手間がかかる上に、細かく分けてしまうと、足りなくなるものが何故か出てきてしまうのです。シンプルにすることで、機材の管理も楽になりました。

ただ、今の形状だと、機体が若干出しにくいので、今後バージョンアップをしていこうと思っています。

運用の工夫

今回の一例は、ドローンスクールの際の運用ですが、工場内の点検を決まったルートで行う際などにも運用できると思います。その際の導線に、階段があるとか、未舗装路があるだとか、条件に応じて最適な方法を考えるといいと思います。また、使用頻度も関係してくると思います。半年に1回ぐらいしか使わないのであれば市販のケースで十分です。毎週使うようであればなにか考えたほうが良いと思います。

また、私自身、他の方がどうやって運用しているのか見るのが大好きです。工夫されているとなおさらです。ドローンの活用が増えていますので、ぜひ見てみたいと思います。

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Kawase 2022年11月30日
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