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Reading: Vol.73 DJI Air 3飛行レビュー! コンパクトなのに上位機種並みの性能!高コスパドローンの実力を検証・後編[Reviews]
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コラム田口厚

Vol.73 DJI Air 3飛行レビュー! コンパクトなのに上位機種並みの性能!高コスパドローンの実力を検証・後編[Reviews]

低価格ながら高性能とコンパクトさを実現したDJI Air3。実際に空撮してみてその実力を検証した

2023年8月8日
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低価格ながら2眼レンズや46分の飛行性能など上位機種並みの高性能とコンパクトさを兼ね備えたDJI Air 3。どう考えてもAir 3を持って空撮に行けば楽しいことは間違いないのですが、実際のところはどうなのか、いろいろと試してみましたのでレポートいたします。

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Contents
飛行インプレッションレンズを変えて撮影しても違和感なく編集可能センサーサイズで勝る旧Air 2sとAir 3の比較HDR高画質撮影モード(D-Log M / HLG)も搭載したAir 3意外と便利な集電機能コンパクトなのに性能は上位機種並!高コストパフォーマンスのDJI Air 3

Vol.71 DJI Air 3開封レビュー!2眼カメラ搭載ドローンでコンパクト&高性能機体としてバージョンアップ・前編[Reviews]

飛行インプレッション

まず驚いたのはその飛行安定性。DJIの最新ラインナップに共通した操作感で、スムーズな飛行かつビタッと止まるホバリングをAir 3でも味わうことができます。飛行中のブレが少なく、パイロットが思い描いた飛行ルートをキレイにトレースしてくれるイメージです。

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試しに、Air 3とAir 2sでホバリングの状態を比較しました。当日の風速は3m/s~4m/sくらいでしたが、位置や高度がズレてしまうAir 2sに対して、Air 3はほぼその場でホバリングをしています。実際に空撮をしていても、Air 3を飛行させたあとにAir 2sを飛行させると少し安定性に不安を覚えるほどでした(発売当時は安定感を覚えていましたが…)。Air 3になって測位性能や耐風性能が大幅に向上した結果ですね。

レンズを変えて撮影しても違和感なく編集可能

Air 3で撮影をしていて何より楽しいのは、高画質の映像をレンズを変えながらいろいろな画角で撮ることができることですね。Air 3 は24mm/70mmともに1/1.3インチセンサーなので画質に違和感なくまとめることができました。

ズーム機能はデジタル3倍もありますので、ハイブリッドで最大9倍のズームを楽しむことができますが、さすがに画質は荒れ気味です。実質、ハイブリッドのズームはデジタル2倍まで…が実用的でしょうか。

カメラ設定:オート、4K30fps、色補正なしで撮影・編集

センサーサイズで勝る旧Air 2sとAir 3の比較

Air 3のスペックで気になるのは、旧Air 2sと比較してセンサーサイズが小さくなっている(Air 2sが1インチ、Air 3が1/1.3インチ)ことです。一般的にはセンサーサイズが大きいほど画質が向上するのですが、実際のところ、Air 3/Air 2sの比較ではどうなのでしょうか?

カメラ設定:オート、4K30fps、色補正なしで撮影・編集
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同じ時間帯に同じような画角で撮影したところ、センサーサイズが小さいAir 3のほうが画質が劣るどころか格子となった構造物の暗部も情報量が多く、空や草地の色も鮮やかに表現されているように感じます。このあたりは、物理的な新型センサーとソフトウェアの進化によるものなのでしょう。結論、Air 3で撮影した映像は美しい!ということです。

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HDR高画質撮影モード(D-Log M / HLG)も搭載したAir 3

Air 3は、より高画質な10bit D-Log M撮影やHLG撮影ができるのも特徴のひとつです。D-Log MやHLG(ハイブリッド・ログ・ガンマ)は通常よりも色数の豊富なHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影方法で、通常よりも明るいところは色飛びせず、暗いところが潰れない映像を撮ることができます。

D-Log Mは、編集時に色補正をすることを前提にした(そのかわり豊富な情報量の撮影ができる)撮影方法で、撮影した映像はグレイッシュなものになっています。色補正で自分好みの雰囲気にできるほか、DJIから提供されている色補正データ(LUT:ラット)を編集ソフトで読み込むことにより適正な色合いに補正することができます。

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HLGは、高画質なLog撮影データを適正な色合いにリアルタイムに補正して記録することができる形式です。色補正は面倒くさいからしたくないけど高画質な撮影がしたい…という方に向いています。

カメラ設定:オート、4K30fps、D-Log MはAir 3用LUTを適用、ノーマル・HLGは色補正なし
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サンプル映像を見ると、ノーマルはハイライトが少し白飛びし、強く出た影の暗部が少々潰れ気味の印象。D-Log MとHLGはバランスよく暗部も潰れていませんが、HLGのほうが少しコントラストが強めに出るようです。このあたりは好みや撮影の意図なども影響してくるので、どちらが良いか…というよりは、どちらを好むか…という判断になるかと思います。

意外と便利な集電機能

撮影中、意外と便利だったのが「集電機能」。Air 3用充電ハブに搭載された新機能で、いちばん残量の多いバッテリーに電気を集めるというものです。安全を考慮して残量30%程度で着陸させることが多いのですが、それらを1本のバッテリーに集めると78%にもなりました。30%弱のバッテリーでは再離陸させることがリスキーなのですが、78%であれば再離陸・撮影することができます(46分の飛行時間のバッテリーの78%なので十分すぎる量)。今回もこの機能を利用して3本のバッテリーでも十分楽しむことができました。

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コンパクトなのに性能は上位機種並!高コストパフォーマンスのDJI Air 3

上位機種Magic 3 Proをシンプル&さらにコンパクト化したような高コストパフォーマンス機DJI Air 3。コンシューマー用空撮機としては画質・安全性・携帯性ともに申し分なく、業務のSNS配信用やバラエティ番組などの撮影でも機材のコンパクトさ(飛行時間の伸長によるバッテリー本数削減や集電機能も寄与!)がとても役に立ちそうです。空撮用ドローンの新規購入や買い替えを検討している方はぜひ候補に入れてほしいと思います。

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watanabe 2023年8月8日
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