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コラム田路昌也

Vol.40 中国でドローンを飛ばすために:UOM登録の手順と注意点[田路昌也の中国・香港ドローン便り]

中国のドローン実名登録システム「UOM」への登録方法を具体的に紹介する

2024年5月24日
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各国でドローン規制が厳しくなっていますが、中国も同様で、2024年からドローンを飛ばすには、中国政府が用意したサイトに実名登録する必要があります。

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Contents
必要なもの登録ステップ 操縦者登録編操縦者登録(アカウント登録)登録ステップ 機体登録編機体登録(ドローン登録)最後に

今回のコラムでは、中国のドローン実名登録システム「无人机实名登记UOM」(以下:UOM)への登録方法について、私の体験を交えて具体的な登録手順を紹介します。

特に、ビザ取得や登録時の注意点について詳しく解説しますので、これから中国でドローンを飛ばす予定のある方は参考にしてください。

中国ドローン実名登録サイト

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必要なもの

UOMに登録するために必要なものは以下の通りです。

  1. 中国携帯電話(SMS受信が必要)
  2. パスポートと中国入国可能なビザ
  3. 登録するドローン(シリアル番号)
  4. 中国国内住所

順番に説明します。

1.中国携帯電話

UOMへの登録やログイン時には携帯電話のSMSで送られてくる6桁の数字を入力する必要があります。携帯電話はプリペイドで構いませんが、実名制になっているため、パスポートを提示して中国で購入する必要があります。おすすめはしませんが、知人から借りることでクリアできるかもしれません。

2.パスポートと中国入国可能なビザ

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入国ビザの取得は最もハードルが高いかもしれません。コロナ禍で規制が厳しくなり、現時点(2024年5月時点)で自由に入国できません。
ビザ取得には以下の方法が考えられます:

  • 最寄りの中国領事館で申請
  • APECビジネスカードを取得
  • 中国の入管で即日発行のビザを取得

私はAPECビジネスカードを取得していますが、UOM管理者とのやり取りが煩雑だったため、実際には一度入国してからビザスタンプが押されたパスポートページを申請に使用しました。

3.登録するドローン(シリアル番号)

ドローンのシリアル番号を用意してください。これは特に問題ないでしょう。

4.中国国内住所

滞在ホテルの住所や友人の住所を使用できます。これは特に問題ありません。

以上がUOM登録に必要な情報です。

登録ステップ 操縦者登録編

それでは画面に従ってUOMの登録を紹介します。
UOMは他国のシステム同様に操縦者と機体をそれぞれ登録します。

操縦者登録(アカウント登録)

1.赤枠の「免費注册」をクリックします。(ここでは入力欄は空白でOKです)

tohzi_40_01

2. 確認にチェックの上で青いボタンをクリック

※不安な方は翻訳ソフトで内容確認をオススメします。

tohzi_40_02

3. 任意のアカウント名を作成しパスワードを設定

tohzi_40_03

4. デフォルトは「身分証」となっていますが「护照(パスポート)」を選択すると次のスクリーンのように入力項目が変化します。

tohzi_40_04

5. 赤字の項目を入力

tohzi_40_05

ここで下の写真アップロードのサンプルを参照してください。

tohzi_40_06

日本人の場合、パスポート顔写真ページを手に持った写真を「手持証件照片(正面)」欄に、ビザスタンプが押されたページを「手持証件照片(反面)」欄にアップロードするのがいいと思います。

※実は、先に述べたように、私はAPECカードを使ったために、この部分で何度もアップロードをやり直すことになりました。
写真のアップロード完了後、翌日には承認判定が出ます。UOM担当者から「それは有効なビザではない」とか「必要なページはそれではない」といった修正要求が何度もありましたが最終的に上述した方法(中国入国スタンプが押された状態の写真をビザとしてアップ)で承認がされました。
完了すると承認された旨の表示がされます。

正直言って、このシステムはこなれておらず、初見ではどこに何があるのか分かりづらく、ときに反応速度が極端に遅くなり、データが無くなってしまったのではないかと焦ることもありますが、そこは温かい目でみて落ち着いて作業したほうがいいです。

登録ステップ 機体登録編

操縦者の登録ができたので次に飛ばしたい機体を登録します。

機体登録(ドローン登録)

1. 上で登録した操縦者登録情報を使ってUOMシステムにログインします。

登録済みの携帯電話番号を入力し、数式の答え(1/1=1なのでこの場合は1)を入力。
そのうえでSMS送信を押します。すると画面のようなポップアップが表示され「提示」とSMSがシステムから発信されたことを教えてくれます。

tohzi_40_07

2. 数秒で登録した携帯電話にSMSで6桁の数字(毎回異なります)が届きますので、それを入力し、「立即登録」をクリックします。(発信後300秒以内に入力する必要があります)

tohzi_40_08

3. ログインするとシステム初期画面が表示されます。

tohzi_40_09

4. 上部メニューから「登記管理」をクリックします。

tohzi_40_10

5. 既に登録済みの機体が表示されています。

ここで画面上部の+印をクリックします。

tohzi_40_11

6. 登録情報が表示されますので、右下の「下一歩」をクリックします。

tohzi_40_12

7. 機体登録フォームが表示されますので、必要項目を入力します。

虫眼鏡アイコンをクリックすることで一般的なメーカーやモデルは選択可能です。

tohzi_40_13

8. 例えばDJIの中国名を選んで右下の選択をクリックします。

tohzi_40_14

9. 次にモデル名の選択します。

自分の登録したい機体を見つけてチェックを入れて選択します。

tohzi_40_15

10. DJI Mini 4 Proを選択した場合、他の項目は自動的に入力されます。

機体のSN シリアル番号を赤枠部分に入力します。
その下の使用目的を選択します。

tohzi_40_16

11. 登録する機体の全体写真とシリアル番号部分の写真をそれぞれ1枚アップします。

tohzi_40_17

参考)私がアップした写真(2枚)

tohzi_40_18
tohzi_40_19

12. 写真をアップして右下の「完成」をクリックすると登録が完了します。

tohzi_40_20

13. 登録が成功すると、上の5の登録画面に機体登録がされて「正常」と表示されます。

右にある「2次元バーコードを送信」をクリックすると登録しているメールアドレスにQRコードが届きます。

tohzi_40_21

14. メールで届いたQRコードを印刷して機体に貼り付けます。

無料で登録できるのはいいですね。

tohzi_40_22

最後に

実は、登録が上手くいかないときに、DJI中国のストアでテクニカルスタッフにUOM申請について聞いたところ、「250g以下である Mini 4 Pro は登録しなくても問題ないよ」と言われました。
ところが、DJIの公式サイトでは「免許は不要だが登録は必要」と記載されていることもあります。

前回のコラムでも書きましたが、地元でドローンを飛ばしている人が当該地区での実際の運用レベルを知っているという意味で、最も信頼できるソースだと思います。そのため、登録しなくても問題にはならないかもしれません。

とはいえ、万が一、墜落や事故が発生した場合には、責任問題が追求されるでしょうし、その際に未登録だったという事態になれば問題は大きくなります。外国人だからこそ、他国ではより厳しい態度で法律を遵守すべきだと思います。

もしこの記事が役に立ったと感じたら、ぜひ他のドローン愛好家にもシェアしてください。また、質問や不明点があれば、お知らせください。

それでは皆様、安全なフライトをお楽しみください!

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watanabe 2024年5月24日
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