新しいFPV体験。エプソンモベリオで実用的なDJIドローン操作

2014-11-20 掲載

FPVゴーグルは多様に出回っているが、ゴーグルを被ってしまえばドローンに載せたカメラの視界しか見えなくなってしまう。それにFPVからの信号が途絶えてしまった時点で、視界はブラックアウトだ。慌ててゴーグルを外してドローンを肉眼で探し回るはめになる。

ここで、エプソンMoverio(モベリオ)スマートグラスの登場だ。モベリオであれば自分の視界をさえぎることなく、ドローンのカメラが映し出す映像やナビゲーションがレイヤー上で確認できる。ドローンからのカメラ撮影を確認するモニターに目をやりながら空中のドローンを確認するといった、行ったり来たりがなくなる。

実は、人気を博しているDJI Phantomドローンは、このスマートグラスから操作が行えるようになっている。DJI Phantom (Phantom FC401/Phantom 2 Vision/Phantom 2 Vision+)にWi-Fiエクステンダー、そしてDJI VISIONアプリをダウンロードしたモベリオを用意すれば準備完了だ。

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モベリオのコントロールユニットはスマートフォンと同じくPhantomコントローラーの脇にクリップできる。モベリオのコントロールユニットでDJI VISIONアプリを操作するわけだが、その独自のUIのため、従来のスマートフォンからの操作のようなスムーズなスクロールが行えないのが慣れるまで多少の時間を費やすことになるだろう。

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モベリオのスクリーンには、映像とコントロールデータ、バッテリー消費までが映し出され、視野範囲にある空中のドローンの飛行様子をうかがいながら、フレームショットやカメラコントロールが行える。

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またユーザーからのレビューによると、日光の照り返しが激しいところや明るすぎる空では、若干スクリーンは見づらいようだ(モベリオについてくるシェードを被せるなりして抑えることはできる)。

モベリオの二世代目「BT-200」は、発売して間もないAndroid 4.0 OSのスマートグラス。液晶パネルの画素数は960×540とフルHDではないが、前面のハーフミラー層に24ビットカラーで鮮明な映像を映し出す。ヘッドセット部位の重さは88gと長時間装着していても不快感がない。このモベリオでPhantomドローンを操作するのは“実用的“と、米国では一つの流行となりつつあるようだ。

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編集部注:マルチコプターの運用には正しい知識と各種法律・条例の遵守、安全への配慮が必要です。万一の事故に備えた「ラジコン保険」への加入もおすすめします(業務用で使用する場合は別途保険代理店にご相談ください)。

(山下香欧)

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