TRACE、自律型アクションカメラモジュールでデバイストランスフォーム。ドローンからダッシュカムまで

2015-01-09 掲載

Trace Live Networkより脱着式のカメラを備えた自動追跡型のドローンFLYr1がCESの会場で初めて披露された。ドローンから撮影しながらスマートフォン経由でストリーミングできる点はキックスターターで話題のHEXO+と同じコンセプトだが、FLYr1が搭載するカメラがコアな部分。今、自律型カメラが新しい分野として注目されている。

150109_3quarter クワッドローター式FLYr1 150109_tracer1 カメラヘッドとシステム部位。カメラではマルチビューアングルで撮ることができる

この視覚的インテリジェントカメラと呼ばれている「TRACEr1」は設定したパターンに追従できる。異なるデバイスを自律的にコントロールできる能力を持っているため、ドローン以外にもラジコンカーや三脚ジンバル、ダッシュカムに搭載できる。スマートフォンに搭載する専用アプリで追跡とストリーミング参照を設定すれば、TRACEr1をマウントしたデバイスは自律的に映像を撮りながらライブストリーミングする。CES会場でもFLYr1のデモを行っており、例えば着ているシャツのロゴをパターンとしてカメラに覚えさせ、後は飛行の角度、追跡対象物との距離を設定すれば、FLYr1は追跡しながら映像をストリーミングする。ドローンのバッテリー持続時間は最長40分程度。

150109_Tripod_3quarter-white 三脚に載せることも可能 150109_Trace-RC-3quarter_white 150109_tracevideo

実はTRACE自身、CES2015で初めて公に登場した企業だ。TRACEは、米カリフォルニアに拠点を置くBusiness Instincts Group(BIG)からのベンチャー企業。昨年末には、スケートビデオ制作に特化するHellaclipsやSpeed Society、モバイルチャットエンジンを持つFrankly Chatなどから2.7億円近い資金を集めた。共同創立者にはTiVoやインターネットラジオに貢献したポール・ビアード氏が加わっている。FLYr1は現在プリオーダー中。2015年の第4四半期に出荷が始まる予定。

(山下香欧)

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