10京のナノチューブから成る超耐久カーボン・ファイバーボディのドローンが一般初公開

2015-01-14 掲載

超低抗力デルタ翼、「カーボン・フライヤー」は日本人には見慣れた紙飛行機を思わせるデザインだが、筐体色に黒色が使われているため思わずスパイドローンか?と呼びたくなる。このデザインゆえに超高速に飛ぶことができる。全長は37.5cm。重量は約42.5g。

天文学的な数字になる100,000,000,000,000,000(10京)のカーボンナノチューブ強化エポキシ樹脂を使用したボディ。つまりほぼ純粋なカーボン製の素材で、従来のRC飛行機に使用されている素材よりも1,000倍の強度を持つという。

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単純に言えば、衝突しても絶対に壊れない大人が遊ぶRCグライダーに、おまけとして動画カメラがついてくるといった感じだ。紙飛行機と同じように投げてドローンを飛ばす。トップスピードは約17.9m/s(40mph)。

スマートフォンとBluetooth 4.0経由で接続し、専用アプリでフライト制御をおこなう。リーチできる範囲は240フィート(73.1m)と言われている。アプリではスピード可変や高度などをリアルタイムで制御でき、スマートフォンを傾けることで操舵できるようになっている。

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翼にはツイン高出力7mmのコアレスモーターを搭載。推力偏向させることで操舵する。つまりカーボン・フライヤーはサーボレス設計で破損するような可動部分を一切持っていない。

150113_LEDs 各翼にLEDのランニングライトが付いており、各LEDは異なる色のため、夜間飛行でもドローンの飛行方向が分かるので便利

カメラは640×480で動画、静止画をmicroSDカードに記録する。出荷時にはアプリから動画と静止画の切り替えや撮影の操作ができるようになるという。

カーボン・フライヤーのカメラで撮った映像

電源はホットスワップで取り換えられる25C充電式リチウムイオン電池。飛行持続時間は1回で約3分間。バッテリー充電は15分間。

カーボン・フライヤーの出荷は8月を予定している。1月15日までキックスターターサイトでプリオーダーが可能。日本を含め海外からのオーダーは送料30ドル。

(山下香欧)

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