スイス連邦工科大学ローザンヌ校(École polytechnique fédérale de Lausanne:EPFL)のLaboratory of Intelligent Systemは、瞬時に羽根を開閉することのできるマルチコプターを発表した。同マルチコプターは約0.5秒で羽根を畳んだり開いたりすることができる。
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羽根を閉じた状態ではいくつも持ち運べるような小ささになる一方で、羽根はある程度の重さの運搬を保証する強度を持ち合わせているという。
プロペラが回り始めることで羽根が開き、開いた羽根を磁石で固定することで瞬時に飛ぶ準備が整うという特徴的な構造は、日本の折り紙から発想を得ている。
プロテクティブケージのついたドローンにも応用することが可能な本設計は、同研究室でも非常に重要な研究課題として位置づけられている。スイス連邦工科大学ローザンヌ校のLaboratory of Intelligent Systemsは、生物学にもとづく人口知能や自律ロボット、ロボットモデルを用いた情報生命科学等の研究を行っている。現在は飛行ロボットやソフトロボティクス等を主に扱っている。
via École polytechnique fédérale de Lausanne