ニホンジカ等の生息調査にもドローン有効活用、DJI、大日本猟友会、スカイシーカーが協同

2016-04-30 掲載

大日本猟友会は、DJI JAPAN株式会社と株式会社スカイシーカーと協同でドローンを活用しニホンジカ等の野生鳥獣の生息調査等を行っていくことを発表、東京都千代田区の大日本猟友会にて調印式が行われた。

現在ニホンジカ等の生息調査は、生体の捕獲数や一定の場所での目視、糞の確認数などから推計しており、その個体数推計は188万頭〜358万頭(環境省2012年ニホンジカの個体推計数調査、90%信用区間)と大きな幅がある。そこにドローンに搭載した赤外線サーモグラフィカメラや画像解析技術を利用し、高精度の生息調査を行っていく。

redlinecam 通常のカメラ(左)と赤外線カメラ(右)、赤い囲みに鹿がいることが確認される SONY DSC

ドローンはMatrice100をベースに自動航行システムを開発、3Dマップ上に打ったポイントへドローンが自律航行し、任意の場所で手動航行に切り替えるなどして詳しい調査を行う。

SONY DSC 赤外線サーモグラフィーカメラを搭載したMatrice100

調査はドローンで上空から撮影した映像から画像解析技術によりニホンジカを判別できるシステムを開発し、正確な生息数把握に活用する。また、サーモグラフィーカメラにより草陰などにいる動物もカウント可能になる。まずは、気温が下がる秋以降に実証実験を開始し、環境省等への提案を目指す。

SONY DSC

各県から若手に代表者を選出し先日東京都あきる野市に開校したスカイシーカーが運営するドローン技術者養成プログラムへ参加、ドローン技術者の養成を図っていく

とシステム面だけはなく、人材育成にも力を入れていく方針を大日本猟友会の佐々木洋平会長は話した。

SONY DSC 会場ではサーモグラフィーカメラでデモも行われた
[Category:]
[TAG : ]

関連する記事

DJI、平昌オリンピック期間中飛行禁止区域設置へ

絶賛開催中の平昌オリンピックだが、DJIはソフトウェアアップデートを推進し、韓国のいくつかの場所で一時的な飛行禁止区域を設置した。 ドローン産業をリードするDJIからの発... 続きを読む

DJI 、CP+ 2018 に MAVIC AIRとRONIN-Sを出展 [CP+2018]

DJI JAPANは、2018年3月1日(木)から4日(日)までの4日間、パシフィコ横浜で開催される「CP+ 2018(シーピープラス)」 に出展し、今年1月に発表したコンパクト4... 続きを読む

DJI、AUVSI XPONENTIAL2018「Humanitarian Awards」に協賛 [XPONENTIAL2018]

無人化技術を活用した人命救助や健康・環境の向上などの人道的活動を募集 DJIは、 AUVSI(Association for Unmanned Vehicle Systems I... 続きを読む

DJI、SkyPixel 2017年度空撮写真コンテスト「SkyPixel 2017 Photo Contest」のグランプリを発表。応募総数約44,000作品

DJIが運営する空撮写真・映像コミュニティーサイトSkyPixel(スカイピクセル)は、2017年度の空撮写真コンテスト「The 2017 SkyPixel Photo Conte... 続きを読む

[Reviews]Vol.17 日本最速フライトレビュー!究極のモバイルドローンDJI MAVIC AIRの真価を見た!(後編)

行こうぜ!空の向こうへ! MAVIC AIR 日本最速フライトレビュー! 前回のレビューから間を空けずに今回もMAVIC AIRのレビュー後編である。 ▶︎[Revie... 続きを読む