水素燃料ドローンメーカーMMC、アメリカに進出

2016-06-14 掲載

先日もお伝えしたが、水素燃料電池で動くドローンHydrone 1800を発表したMMCが、オレゴン州のポートランドに初の北米オフィスを開設した。本社は中国だが、すでにインドネシアやインドにもオフィスを構えている。同社CEOのZhihui Lu氏は次のようにコメントしている。

Zhihui Lu氏:MMCが世界に進出し続けるためには、北米にオフィスを構えることは非常に有意義なことです。アメリカは商業用のドローン市場におけるリーダーであり、そこにオフィスを開くことはクライアントへのよい良いサービス提供につながると考えています。

さらに、ポートランドという土地柄もドローン関係の会社が数多く立ち上がっていることから、非常に良い選択と言えるだろう。また、アメリカ支社の代表であるSarah May氏は、今こそアメリカでMMCの存在感を高めるチャンスだという。

Sarah May氏:商業用ドローンのサプライヤーとして、我々は顧客の近くでサポートを提供し、販売後もMMCのドローンとともに体験の保証を行うことが重要だ考えています。アメリカでの顧客からの要求がどんどん増えており、今こそMMCがアメリカに移り、ユーザーたちのサポートを行う絶好の機会なのです。アメリカのドローン業界は活気に溢れ、イノベーティブです。我々もその一員になって業界の発展に寄与できることを嬉しく思います。

MMCは、ここ数年「トラクター」としてのドローンプラットフォームというブランド設立に力を入れてきた。つまり、精密農業や公衆安全、調査や監査といった分野だ。また、中国深センの製造業を低コストで買収し、デザイン/開発のための環境を固め、耐久性のある長距離飛行可能なハイペイロード搭載ドローンを製作している。彼らは現在、精密農業や公衆安全などのサービスプロバイダーとのパートナーシップを模索している。

▶︎MMC
[Category:]
[TAG : ]

関連する記事

VAIO、産業用ドローン中国国内大手メーカー MMCと協業検討を開始

VAIO株式会社と産業用ドローンメーカーであるMMC(深圳科比特航空科技有限公司)は、日本国内の産業用ドローン市場における事業創造に向け、2019年11月より共同で事業検討を開始し... 続きを読む

エアロネクスト、MMCと戦略的提携、「4D GRAVITY」搭載ドローンで中国市場参入 [ UAV Expo Shenzhen 2019]

MMC 董事長 卢致辉氏(左)、エアロネクスト代表取締役CEO 田路圭輔氏(右)、UAV Expo Shenzhen 2019のプレス発表会にて 株式会社エアロネクスト(以下... 続きを読む

HES、地方向け水素電気旅客機「Element one」を発表

これまで12年に渡って小型無人航空機用の水素推進システムを開発してきたHESエネルギー・システムズだが、この度世界初の地方向け水素電気旅客機「Element one(エレメント・ワ... 続きを読む

FlightWaveとIntelligent Energy、産業用の水素ドローン「Jupiter」を発表 [InterDrone2017]

InterDrone2017にて革新的商品が数多く発表されたが、中でも興味を引いたものの一つが、米国カリフォルニア州のFlightWave Aerospace Systems(以下... 続きを読む

MMC、水素燃料ドローン「HyDrone 1800」新バージョンを発表

アブダビ国立展示センターで行われたIDEX 2017にて、MMCはCATICと合同で「HyDrone 1800」の次期バージョンを発表した。同ドローンには次世代の水素技術が適用され... 続きを読む