ドローンオペレーションビジネスを始める前に!「Drone Business Development Guide」

2016-07-13 掲載
DRONEII.COM提携記事

商業用ドローンオペレーションを正しく始めるために、多くの人々がドローンを使用している。ここでは、ドローン業界で今何が起きているのか、何が必要なのか、何ができるのかを見ていこう。何もないところからドローンサービスを起業するならば、当然決断の連続に直面するだろう。そういった人々のために、今回紹介するのが「Drone Business Development Guide」だ。

Drone Business Development Guideには事業定義、法状況、計画と実行、ハードウェア、技術などドローンオペレーションに従事するためのトピックが掲載されている。ドローンを使えば今までできなかったことが可能になるということは言うまでもない。しかし、ドローンオペレーションのアドバンテージを最大化するためには、試行錯誤することが必ずしも正解とは限らない。ある程度のガイドに沿って進めた方がより確度が上がると言うものである。

ドローン機体の種類
UAV platform configurations compr※クリックすると拡大されます

通常、ドローンは空飛ぶカメラと考えられており、こうしたプラットフォームは他に類を見ない。それは大きな動くトライポッド(三脚)のようなものだ。トライポッドの役割は特定の位置とアングルからクリアで正確な写真を撮ることだ。

自分が望むアウトプットはいったい何なのか?3Dモデルだろうか、単なる写真だろうか、はたまた動画や地形関係の写真だろうか?その望むアウトプットによってソフトウェアなどが変わってくるので、できる限り自分の目的を明確化しよう。それに応じてペイロードの選択など決定しなければならない事は多い。そうした選択を経て自分のプラットフォームが決まってくる。では、「Drone Business Development Guide」にある決定プロセスを見ていこう。

1:自社か外注か?最も重要かつ最初の問題は自社でドローンビジネスを行うか、専門のドローンサービスプロバイダーに外注するかを決めることだ。これは短期的な決定ではなく、長期にわたる重要な予算決定である。ハードウェアを購入してスタッフを訓練する前に、コストと成果を徹底的に調べ上げることを推奨する。

2:法規制を探れ!法律オペレーションが成功するための重要な要素はハードウェアやソフトウェア、またはその他の製品に依存するわけではない。適切なプラットフォームを調査する前に、はやる気持ちを抑えて、どのような機体やオペレーションが法的に許可されているかを調べるべきだ。そして、最も重要なことはどのようなことが「禁止」されているかをチェックすることだ。

3:環境に配慮せよ!業務と環境「ドローンは業務に従事する」このスローガンはドローンのサービス環境において常に考慮されるべきだ。目的を定義した後は、技術的な側面と実行に焦点を当てる。夜にドローンを飛ばすか、雨や雪の中飛ばすのか、蒸し暑い状況なのか。それぞれの環境下でマテリアルを含めどのようなドローンが使用可能なのか。また特定の保険や訓練が必要なのか。

4:仕様選びは慎重に!ペイロードとソフトウェアドローンを手にいれれば、ハイクオリティな結果が得られるというわけではない。確かな成果を上げるためには、正しいペイロード(スキャナ、カメラ、センサーなど)と正しいソフトウェアを選ばなければならない。

5:プラットフォームを決定しよう!プラットフォーム法律面、業務、環境、ペイロード、ソフトウェアが決まったら、ついにプラットフォームの決定である。ドローン市場はプラットフォームデザインとパーツ、設備に広い多様性を持っている。飛行制御システム、機体デザイン(固定翼、コプター、ハイブリッド)、エネルギー源(ガソリン、バッテリー、ハイブリッド)など徹底的に自分に合う仕様を考えるべきだ。再度自分の目的は何かを明確化し、それにあった正しい機体を選択することでドローンビジネスが軌道に乗るだろう。

さらに詳しい概要は「Drone Business Development Guide」(英語)のページから見ることができる。これは特定の事業(調査、マッピング、農業、建設など)をカバーし、包括的なバリューチェーンに伴う初期段階のレポートだ。従来の方法とドローンを使った手法を比べてみると、特定のユースケースに対するドローン技術は非常に大きなレバレッジをもたらすことがわかるだろう。

Drone Business Development Guide

関連する記事

DRONEII、2019年版ドローン市場マップ発表。細分化、多様化する業界の今を知る

2019年版Mapは下記、記事文末よりPDFをダウンロード可能 昨年に引き続き、DRONE.jp提携先のDrone Indusry Insight社(以下:DRONEII)が20... 続きを読む

大事なお金の話:ドローン最新投資トレンド2019

昨年末赤外線カメラの製造を専門とするFLIRが2億ドルでUAV開発企業Aeryon Labsを買収し、以前公表された最高出資額1億3400万ドルの記録を塗り替えた。2018年はドロ... 続きを読む

2019~2024年のドローン市場:押さえておくべき5つのポイント

提携先のDRONEIIから押さえておくべきドローン産業の最も重要な市場トレンド発表があったので紹介しよう。 1.2024年までにドローン市場の売上高は430億ドルに成... 続きを読む

ドローンとAI 2.0:ドローンデータ分析から見る産業への実用展開

前回の記事では、ドローンと人工知能(AI)の関連性を紹介するため、ドローンのインテリジェントデータ処理の原理を説明した。 ドローン業界におけるAIの最重要目標の1つは、ドロー... 続きを読む

ドローンとAIについての考察[DRONEII]

提携先のDroneiiがドローンとAIについての考察を発表した。「実用性の高いデータ」、これはおそらくドローン産業においてパワフルで有用なドローンの次に大きな原動力だ。ドローンは大... 続きを読む