Autel Robotics、KestrelシステムをCES2017で発表 [CES2017]

2017-01-17 掲載

ドローンメーカーのAutel Roboticsが垂直離着陸(VTOL)のKestrelを2017年にローンチすると発表した。Autel Robotics USAはワシントン州ボセルに拠点を置くドローンメーカー。彼らはユーザーに最高のエクスペリエンスを提供することに専念している。

同社は、ラスベガスで行われたCES2017を皮切りに、世界中で顧客を探している。また、新たに5kgのコンパクトなVTOLコンセプトも、リサーチラインナップに追加されるという。Kestrelと5kg VTOLのコンセプトはCESのAutel Roboticsブースで展示されている。Autel RoboticsのR&DディレクターJian Wang氏は次のようにコメントしている。

Wang氏:Autelのチームは地上制御やセンサーからデータ解析ソフトウェアまで、Kestrelシステムのあらゆる面を研究してきました。

Kestrel(コンセプトはCES2016ですでに発表されていた)は飛行計画ツール、地上制御ステーション、様々なペイロードオプション、急速に拡大する商業および産業用ドローン市場に対応するデータ分析ツールを含む完全なエンドツーエンドのシステムである。これは、長距離飛行のための固定翼機の空力的利点と長時間持つバッテリーという要素を、ドローンの可能性と組み合わせたかたちと言える。Kestrelの最大飛行時間は約2時間だという。

5kg VTOLコンセプト機

また同社はKestrelファミリーに追加で、小型の5kg VTOLコンセプトを研究していると発表している。5kg VTOLコンセプトでは、新型のプロペラとコンパクトで軽量な機体が特長だ(このコンセプトのタイムラインについては、まだ発表されていない)。

Wang氏:5kg VTOLプロジェクトの追加によって、より広範囲のアプリケーションをカバーすることができます。研究パートナーと一緒に開発したこの最適化された航空機のコンセプトは、同クラスのプロフェッショナルドローンシステムにおいて最高のパフォーマンスを実現します。

さらにAutel Roboticsは、X‑Starドローン用の2つの新しいモジュールと、そのソフトウェア開発キットも発表した。これらは2017年に入手が可能だという。同社ブースではそのほかにも、X-Starプレミアムグッズ、テクノロジーコンセプトショーケース、製品デモ、フライトシミュレータ、没入型のバーチャルリアリティフライト体験などが展示されていた。

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