DJI、農薬散布用ドローン「AGRAS MG-1」の拡張機能を発表

2017-10-04 掲載

DJI JAPAN株式会社は、高性能農薬散布用ドローン「DJI AGRAS MG-1(アグラスMG-1)」(以下:MG-1)に「粒剤散布装置」と「障害物回避レーダー」を追加することを発表した。予定販売価格は、粒剤散布装置が税込90,000円、障害物回避レーダーが税込86,400円。農林水産航空協会の認定後、2018年第一四半期中に販売開始予定。

MG-1は液体の農薬、肥料および除草剤を適正な割合で高精度に散布するために設計された折りたたみ式オクトコプター。10Lの農薬を搭載可能で、IP43の防塵防滴性能を備えている。機体前後および下部に搭載したミリ波センサーが地形情報を取得し、作物から一定距離での高度維持を実現するとともに、農業利用に最適化したフライトコントローラーにより、外部振動により液体が揺れ動いた場合でも安定した飛行が可能。

粒剤散布装置により、農業従事者は液体だけなく除草剤や肥料、種子などの粒剤散布が可能となる。粒剤散布装置は、MG-1に搭載されている液剤散布装置と取り換えが可能なため、散布用途や散布品目に合わせた運用が行える。

障害物回避レーダーが電線や木の枝などの障害物を感知すると機体は自動的に移動を停止し、その場でホバリングする。障害物回避レーダーは機体のランディングスキッドに設置可能で、最大30m先の障害物検知し、手動飛行によるヒューマンエラーの減少だけでなく、今後想定される自動航行においても障害物を自動的に検知し回避するため、万が一の事故を防ぐとしている。

DJIでは、農業従事者やオペレーター向けの教育プログラムを提供する指定教習施設を全国で39ヵ所、機体の保守点検を行う認定整備事業所を40ヵ所設置し、MG-1を業務活用できる支援を積極的に進めている。また、機体の飛行時間や散布面積などの運用情報や保険契約状況の管理を行える「農業管理クラウドサービス」を提供している。散布実績報告の簡易化や機体メンテナンスの時期確認だけでなく、散布した圃場情報を記録し、次回散布の際に情報活用でき、今後想定される自律散布システムによる自動航行にも応用可能。

DJI
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