DJI、産業用ドローンプラットフォームを東海地方の3自治体で防災や捜索救助に試験運用

2017-12-08 掲載

日本は地震や台風、洪水、干ばつなどの自然災害に晒されるリスクが世界で4番目に高いと言われている。静岡県焼津市危機対策課、愛知県豊川市防災対策課と志太消防本部は、自然災害などに起因する捜索救助に活用に、DJI 産業用空撮プラットフォームの試験運用を開始した。

■DJI EnterpriseSolutions 「Reinventing Emergency Response

焼津市危機対策課は、2015年6月に「DJI PHANTOM 3 PRO」を導入。現在は上位機種である「INSPIRE 2」を含めた4機を運用中。さらに今回防滴・防塵加工の「MATRICE 200」を導入。悪天候下でも上空から状況把握できるため、捜索救助などの災害対応にとって非常に有益なツールと言える。

静岡県焼津市と藤枝市の2市を管轄する志太消防本部は、消防活動とともに水難救助活動対応を行っている。今回試験運用した「MATRICE 210」及び赤外線カメラ「ZENMUSE XT」により、火災で視界制限される現場においても要救助者や火災元の特定や、また、広大な海上においても、漂流している要救助者の効率的な捜索が期待されるという。

愛知県豊川市防災対策課は、風水害対策とともに南海トラフ地震への対応を目的として、2017 年 4月より「INSPIRE 2」と「PHANTOM 4 PRO」を導入し、職員で実働体制を整備。今回、30 倍光学ズームと6倍デジタルズームを搭載した空撮カメラ「ZENMUSE Z30」を試験運用。上空での接触や墜落などの二次災害の心配なく、捜索活動を行う。

また、長距離飛行が求められる津波災害対応において、ドローンの自動飛行を制御、計画するソフトウェア「GROUND STATION PRO(GS PRO)」のオートパイロット機能活用で、長時間、長距離に渡る飛行も効率的かつ安全な情報収集が可能になった。

活用製品:
  • DJI MATRICE 200 シリーズ
  • DJI ZENMUSE Z30
  • DJI ZENMUSE XT
  • DJI GS PRO
  • ▶︎DJI
    [Category:]
    [TAG : ]

    関連する記事

    DJI、世界中の絶景空撮作品を「東京カメラ部 2018 写真展」とコラボ。 日本の四季を捉えた空撮作品や SkyPixel作品を国内初展示

    DJI JAPAN 株式会社は、日本の四季や世界各国から集められた空撮作品を2018年4月26日(木)から2018年5月5日(土)まで渋谷ヒカリエにて開催される「東京カメラ部 20... 続きを読む

    [Reviews]Vol.19 トイドローンの完成形現る。DJIとIntelの技術を積んだ「Tello」の実力はいかに!?

    改正航空法対象外の重量80gという軽量ながらDJIとIntelの技術協力のもと開発された「Tello(テロー)」。発売はDJIではなくRyseTech社(中国)。とはいえ、DJIの... 続きを読む

    DJI、DJI FORCE PRO発表〜カメラを直感的に遠隔操作 [NABshow2018]

    DJIは、NAB Show 2018で、新しい映像制作ツール「DJI FORCE PRO」を発表した。Force Proとは、DJIの「RONIN 2」と「RONIN-S」に対応し... 続きを読む

    DJI、高精度ジンバルシステムMASTER WHEELSを発表〜3方向を正確にコントロール [NABshow2018]

    DJI は、NAB Show 2018で新しい映像制作ツール「DJI MASTER WHEELS」を発表した。ジンバルの高精度な制御を可能にし、複雑なシーンでもシネマ品質の映像を容... 続きを読む

    DJI、Zenmuse X7のApple ProRes RAW対応を発表

    DJIは、同社の空撮用Super 35mmデジタルシネマカメラ「Zenmuse X7」がファームウェアアップデートにより、Apple ProRes RAWに対応することを発表した。... 続きを読む