フィリピン人発明家、一人乗りドローンDIYし、発表

2018-10-09 掲載

元フィリピン人ダンサー、俳優、カメラ・オペレーターでもあるKyxz Mendiola氏が、発明家デビューし、パッセンジャードローンを発表した。

Mendiola氏のドローンには1人用のコックピットがあり、他の小さいサイズのドローンに使用されているプロペラを複数搭載している。パーソナルドローン、もしくは1人乗りの空飛ぶ自動車と呼べるドローンになっている。

Mendiola氏はプロジェクト発足のために長い時間をかけて資金集めを行なってきたという。初飛行を終えたあと、Mendiola氏はメディアに、素晴らしい飛行体験だった、全てが想像通りに進んだとコメントした。

「ミレニア・コンセプト」と呼ばれるこの機体は、約6mの高さまで上昇して飛行することができ、最大時速69km、最大総重量100kmだ。また、新たな安全対策として、作動中の2つのローターの片方が故障すると、それを補うため本体内蔵の残り16のロイターから自動的に代わりのものを選んぶようになっている。人間大の機体の動力源となるのは6つのリチウムイオンバッテリーだが、種類やパワーなどのスペック詳細はまだ明らかになっていない。また、プロポで行う操縦はかなり手軽だという。

ボタンを押せば上昇しますし、スティックを倒せば前に進みます。とてもスマートで、大きなポテンシャルを秘めています

Mendiola氏の最終目標は、マニラのような都市の交通渋滞を本機である程度解消することだ。車で市内を走れば1時間はかかってしまうところを、このドローンを使えば5分で目的地に着くことも可能とのこと。

Youtubeでプロモーションビデオが話題になってから、オーストラリア企業Star8がMendiola氏の開発パートナーとなり、本機をより良いものにするため共同開発を行なっている。Star8は、「ミレニア・コンセプト」がアジア市場やヨーロッパ市場において大きな可能性を秘めているとしている。

▶︎Flying Kyxz
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