ミライト・テクノロジーズ、ドローン広域運用サービスに画像認識AIや目視点検可能な機能追加

2019-10-09 掲載

株式会社ミライト・テクノロジーズは、2019年10月1日からドローンを活用した「広域運用サービス」の機能を拡充させ、通信設備など社会インフラの保守点検業務の効率化を実現するサービスを開始した。

同社の「ドローン広域運用サービス」を拡充させるために採用したソリューション(機能)は、NTTコムウェア株式会社(以下:NTTコムウェア)が提供する「ドロポ」と、「KnowledgeMap 4D」、画像認識AI「Deeptector」となっている。

「ドロポ」はドローンやパイロット、撮影データなどドローンを導入・活用する際に必要となる情報を一元管理する製品。

ドロポ概要

「KnowledgeMap 4D」は、ドローン等による撮影画像を元に3Dモデルを構築し、デジタル空間上での直感的な目視点検・診断・記録を実現するソリューション。SfM(Structure from Motion)技術により、撮影した写真から3Dモデルを生成し、点検対象の劣化状況を写真と3Dモデルで直感的に把握、管理するソフトウェア。

KnowledgeMap 4D概要

「Deeptector」は、不具合画像を教師データとして繰り返し学習させることにより、不具合箇所を自動検知・解析するソリューション。

同社では、ドローン事業部を開設した2017年以降、ドローン機体とパイロットを提供する「ドローン広域運用サービス」のニーズが年々高まっており、すでに約400以上のフライトを実施してきた。その中でも、通信キャリアの設備や、大規模建物の点検業務の依頼が多く、従来方法での点検が困難であった箇所にドローンを使った点検を実施しているが、下記のような運営上の課題があったという。

  1. 様々な機体の運用、パイロット派遣、許可申請、進捗管理など多様な業務運営に稼働を要する
  2. 撮影した画像から設備等の不良個所を見つける作業に膨大な稼働を要する
  3. 画像上で発見した不良個所を記録、蓄積や前回撮影との差分の解析に稼働を要する

そこで同社では、約1年前よりNTTコムウェアの開発製品である、「ドロポ」、「KnowledgeMap 4D」、「Deeptector」、を自社業務で試用してきた。その結果、これらの機能を広域運用サービスに加えることで、これまでの課題が改善し、弊社のサービスの品質向上につながることを確認したことから、この度採用したという。

また、NTTコムウェアが開発中の「KnowledgeMap XR」商品化検討においては、同社のフライト経験を持つパイロットが試作品評価に参画し、製品の実用化に協力している。

■ドローン広域運用サービスとは

同社では、2017年からドローン事業部を発足させ、ドローンパイロット育成サービスや運航サービスを展開。JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)認定パイロットの自社育成も進め、自社リソースと全国各地の通信建設会社を中心としたパートナー企業との協業により、42拠点、110名以上のパイロットを揃えた広域運用サービスの体制を実現した。

また、機体提供やメンテナンスサービスを同社で行うことで、国内のあらゆる場所において測量や建設工事だけでなく、設備点検、災害復旧、農業、観光等、様々な分野のドローンサービスを様々な側面からサポートすることが可能となり、すでに400以上の受託フライトを実施している。

NTTコムウェア
株式会社ミライト・テクノロジーズ

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