Pix4D、緊急時対応と公共安全対策用2Dマッピングソフトウエア「Pix4Dreact」発売

2019-10-25 掲載

Pix4D社が、公共安全に携わる人や緊急救援隊員のニーズに合わせてカスタマイズされた2D高速マッピングソフトウェア「Pix4Dreact」を発売した。

Pix4Dreactの主な目的は、自然災害、火災、人の移動、行方不明者、重大な事故など、予期せぬ事態が発生した場合に、現場での状況認識を向上させ、効果的な対応へつなげる支援をすることだという。Pix4Dreactの詳細は下記の通り。

  • リリース時点ではWindows10のOSのみで利用可能
  • ほとんどのドローンカメラに対応
  • インターネット接続やクラウド処理を必要とせずに、画像を高解像度の地図に変換可能(ソフトウェアの最初の起動にはインターネット接続が必要)
  • Pix4Dreactは独立型のソフトウェアで、ドローンのマッピング用に開発された2Dおよび3Dの写真測量ソフトウェアであるPix4Dmapper、および飛行計画や撮影のための無料のiOSやAndroidアプリである Pix4Dcaptureとも一緒に利用可能

Pix4Dの顧客たちは、緊急時に画像をより迅速に地図に変換する必要性を繰り返し表明していたという。これを受けて同社は複数のパートナーと共同でPix4Dreactを開発した。Sundance Media Group(米国)社長は次のようにコメントしている。

Sundance Media Group(米国)社長:データの速度と品質、広範なレポート作成ツール、および注釈ツールを備えており、調査担当者が使用するどんなツールキットよりも重宝するでしょう。Pix4Dreactは、自治体、州、連邦機関向けの多目的の2D高速マッピングおよび現場記録アプリケーションの標準となるでしょう。

また、WeRoboticsのDrone Data(スイス)部門長のJoseph Mulhausen氏は次のようにコメントしている。

Mulhausen氏:私は現場からの膨大な量の画像処理でPix4Dreactを使ってきましたが、そのシンプルさとスピードに感心しました。このソフトウェアは、どんなどころでも、特にインターネットが利用できない場所でも操作できる、シンプルで強力な地図作成ソリューションを必要としている人道支援コミュニティにとって非常に価値があります。

また、現場のチームが簡単にマップを処理、比較、注釈をつけ出力出来る機能を備えたソフトウェアのインターフェースを備えているとしている。Pix4Dのビジネス開発マネージャであるTimothy Chapuis氏は次のようにコメントしている。

Chapuis氏:われわれのビジョンは、緊急を要する事態で、インターネット接続できない場合に、Pix4Dreactが頼りになるツールになることです。私たちの目的は、緊急事態対応に関わる方々が、迅速な行動をとり人命を保護し救うために必要とする重要情報にアクセス出来るようにすることです。

同社はPix4Dreactの公共の安全、災害対応および人道支援の非営利団体の特定のニーズ、その他のライセンスオプションについては、Pix4Dの営業チームに問い合わせてほしいとしている。

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