サウマネジメント、「衛星測位システム(みちびき)を利用した実証実験」に採択

2019-11-21 掲載
採択実験の概要

太陽ホールディングス株式会社の子会社である株式会社サウマネジメントは、内閣府及び準天頂衛星システムサービス株式会社より公募された「2019年度みちびきを利用した実証実験」に採択された。

(1)実証実験名
MADOCA*を利用したアフォーダブルなドローン観測サービス構築実証実験

※MADOCAは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進め、アジアオセアニア地域でのセンチメータ級測位補強の実証の位置づけでサービス提供されている高精度測位補正技術(MADOCA:Multi-GNSS Advanced Demonstration tool for Orbit and Clock Analysis)。

(2)実証実験概要

ドローン観測によるサービスは農業、インフラ分野などへの応用が期待されているが、従来の民生用ドローンでは搭載されているセンサーの観測データ位置精度が数メートルに及び、位置精度向上のためには観測対象エリアへの標定点(GCP:Ground Control Point)の設置・測位による位置補正が必須となっている。

「みちびき」の「センチメータ級測位補強サービス」であるMADOCAを利用することで、GCPの削減によるコスト低減が可能となる。同実証実験では、小型軽量なハイパースペクトルセンサーを使い、アジア諸国の農村・森林地域や海域でも十分な位置精度を確保でき、手頃なコストでのドローン観測サービス構築の実証実験を、国内及びマレーシア企業の協力を得てマレーシア現地で実施する。

同社は、実証後の事業化に向けては、安価な国産小型軽量ドローン搭載型ハイパースペクトルセンサーのスペクトル分解を利用した農業(パーム椰子等)、インフラ(老朽化したインフラからの有害物質検知等)分野を中心とした付加価値のある情報サービス構築を地球観測衛星データの活用も含めて進めていくという。

■太陽ホールディングス株式会社

太陽ホールディングスは、ソルダーレジスト(基板などに使用される緑色の絶縁材)のリーディングカンパニー。ソルダーレジストをはじめとするエレクトロニクス事業、植物工場を稼働させる食糧事業、日本で8番目の水上太陽光発電所を開設をするなどエネルギー事業、医療・医薬品事業の4本柱で、グローバル総合化学企業を目指している。

太陽ホールディングス株式会社

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