国際航業、KDDIと合同でドローンの「レベル3飛行」による森林資源調査を実施

2020-03-02 掲載

日本アジアグループ株式会社傘下の国際航業株式会社は、KDDI株式会社と合同で、兵庫県と神戸市が連携して進めている「ドローン先行的利活用事業」において、地方自治体として全国初の「レベル3飛行」(無人地帯での補助者なし目視外飛行)による森林資源量調査を実施した。

同調査では、KDDIがドローンの「レベル3飛行」調査・撮影を、国際航業が「レベル2飛行」による検証および全取得データの分析・解析を担当し、過去の航空測量データとの差分処理による伐採区画等の抽出を行い、ドローンを用いた空撮調査の優位性や「レベル3飛行」による遠隔地調査の効果を検証した。

ドローンの「レベル3飛行」とは「無人地帯での補助者なし目視外飛行」を示し、少人数による遠隔地への飛行を可能にし業務が効率化されることから、今後のドローン活用拡大の重要なステップになると期待されている。全国的に「レベル3飛行」の事例はまだ少なく、その多くが物流分野での実証実験であり、森林資源量調査では自治体として全国初の試みとなった。

国際航業は、2019年11月にドローン事業推進プロジェクトを組成し、測量・インフラ点検分野におけるドローンの利活用を促進している。2022年度には、「レベル4飛行」(有人地帯での目視外飛行)の解禁が政府によって閣議決定され、測量やインフラ点検分野における利活用が見込まれている。

今後、国際航業は日本アジアグループが有限責任組合員(LP)として参画するドローン特化型のベンチャーキャピタルであるDrone Fundの投資先、株式会社A.L.I. Technologies等との連携を強化し、最先端テクノロジーを活用したサービス提供を進めるとしている。

国際航業株式会社

関連する記事

KDDI、ドローン目視外飛行をユーザー運用可能な「KDDIスマートドローン お客さま運用メニュー」開始

お客さま運用イメージ KDDIは、モバイル通信ネットワークに対応したスマートドローンの無人地帯における目視外飛行をユーザー自身で運用可能とする「KDDIスマートドローン お客... 続きを読む

KDDI、JAL、JRほか、ドローンによる医薬品配送や駅周辺フードデリバリーサービス実証実験実施

KDDI株式会社、日本航空株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社ウェザーニューズ、テラドローン株式会社は、東京都(委託先:株式会社三菱総合研究所)の公募に対して、「東京都におけ... 続きを読む

KDDI、国内初の自治体運営によるドローン配送事業、伊那市支え合い買物サービス「ゆうあいマーケット」本格運用開始

配送に利用するドローンは、PRODRONEが提供するPD6B-type3 長野県伊那市は、KDDI株式会社と「空飛ぶデリバリーサービス構築事業」として実証を重ね構築した、ドローン... 続きを読む

国際航業、愛知県豊川市と新城市、トラジェクトリーと地方創生に関する包括連携協定締結

包括連携協定締結式の様子 (現地)左:国際航業(株)代表取締役社長 土方聡氏、右:(株)トラジェクトリー代表取締役社長 小関賢次氏 (遠隔タブレット)左:新城市市長 穂積亮次氏... 続きを読む

DRONE FUND、ドローンとAIによる海ごみ検知システム開発進捗とデモ飛行公開

DRONE FUND(以下:ドローンファンド)は、2019年より参画している海ごみ削減共同研究プロジェクト「Debris Watchers」の構成メンバーとして、ドローンとAIを活... 続きを読む