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NASAとコリンズ・エアロスペースがNAS無人航空機向けのセーフ・オペレーション技術を開発

NASAとコリンズ・エアロスペースがNAS無人航空機向けのセーフ・オペレーション技術を開発

Command Non-Payload Control(フライトテスト・コントロール・ルーム 以下CNPC)飛行実験を行うセンター。複数の機体やさまざまなラジオ、アンテナ設備を配置してある

ユナイテッド・テクノロジー社に統合されたコリンズ・エアロスペース・システムズは、NASAとの9年にわたるプロジェクトの最終段階に突入した。このプロジェクトではUASが米国航空宇宙システム(NAS)で安全作動する開発を行っている。コリンズ・エアロスペースと共同出資で始まったプロジェクトは2020年9月に完了予定である。このプロジェクトは、NASでのUAS Command and Control (UAS指揮統制)の初期認証基準を知らせるCNPCデータリンクウェイブフォームの開発を行っている。

コリンズ・エアロスペースは試作段階の送信機をいくつか開発し、そのラジオがNASAの飛行実験用のウェイブフォームを保管する。C-BrandプロトタイプのCNPCデータリンクラジオはCNPC-5000と呼ばれ、直近のテスト用のベースラインであった。今後も将来の研究、他のプログラムにおける飛行実験で重要なコンポーネントとなるだろう。

CNPCは、可視領域より上や500フィート上空での飛行など、アメリカの空での複雑なオペレーションを考えると、UASのポジティブコントロールを維持するのは非常に重要である。すでにCNPCウェイブフォームをBNSF RailwayとFAAのPathfinderプログラムに用いた。

CNPC-5000データリンクは、コントロール下にある領空での複雑なオペレーションなかで、無人航空機のコントロール維持のために必要な安心安全、安定したコネクションを提供できる。

こう語るのはコリンズ・エアロスペースIntegrated Solutionsの副社長兼ジェネラルマネジャーのヘザー・ロバートソン氏である。

S-3Aリサーチエアクラフトは2013年から2019年まで、CNPC技術関連のテストで用いられていた

CNPC-5000プロトタイプラジオはNASAのSIO(System Integration Operationalization)プログラムをフライトの面でGeneral AtomicsのSkyGuardianとともにサポートする。2020年にはCNPC-5000のデモンストレーションが複数回計画されている。

CNPC-5000とともに、コリンズ・エアロスペースはほかの重要な技術開発にも取り組み、UASのNASへの統合を促進する。今年、同社はGeneral Atomicsの SkyGuardianが民間の空で行ったエンドツーエンドの最初のフライト実験に参加し、Certifiable Ground Control Stationの一部である同社のアビオニクスシステム、Pro Line Fusionを用いたその実験が成功したことを発表した。

同社のウェブベース型WebUASオペレーションマネジメントツールが複数の飛行実験やプログラムで用いられ、マルチノードCNPCネットワークの調整を行った。また、リアルタイムシチュエーションナルアウェアネスをリンククオリティーなど安全飛行に関わる重要な情報に提供し、天候や航空交通状況その他重要な情報とサービスのゲートウェイとして機能する。

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