住友商事、米州住友商事を通じてOneSkyに出資

2020-04-24 掲載

住友商事株式会社は、米州住友商事会社を通じてエアモビリティ社会に不可欠な無人機管制システムを開発するOneSky Systems, Inc(以下:OneSky)に出資した。

エアモビリティは、都市部における移動時間の短縮、離島や山間部における移動の利便性向上、緊急搬送や物資輸送の迅速化などの効果が期待されている次世代の移動手段である。エアモビリティ社会が実現した際には、数多くの無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle/以下:UAV)が飛び交うことが想定されており、UAVの運航管理を行うシステムが必要となるという。

OneSkyは、米国の衛星・航空機用シミュレーションソフトウェア大手開発企業Analytical Graphics Inc.(以下:AGI)の関連会社であり、UAVの安全航路設定や衝突防止に必要な無人機管制システムの開発・販売を手掛けている。無人機管制システムは、航空管制システムよりも高度な技術力が求められる。OneSkyは、AGIが保有する世界最高レベルの高精度軌道シミュレーション技術の独占的な利用が可能であり、UAVの運行管理を行う事業に不可欠な基盤となるシステムを構築する。

住友商事は、2020年1月に米国大手ヘリメーカーのBell Helicopter Textron(以下:Bell)、日本航空株式会社とエアモビリティ分野における業務提携を締結した。住友商事は、日本を含むアジアを中心に、Bellが開発するエアモビリティを活用したサービス提供の検討を開始しており、2020年代半ばの実用化を目指すとしている。

▶︎OneSky

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