Ehang、LNホールディングスと都市型エアモビリティテーマホテルで提携。商業的なパッセンジャードローンいよいよ誕生

2020-05-13 掲載

2020年5月9日の調印式で確認された戦略的パートナーシップ契約に基づき、Ehang 216の自律型空輸車(AAV)が広州にあるLNガーデンホテルのパイロットプログラムに使用され、同ホテルは世界初の都市型エアモビリティ(UAM)テーマホテルになると発表した。ドローンが利用できるホテルの誕生となる。

このプログラムは

航空観光、旅行者の輸送、航空物流、航空メディアのライトショー、インテリジェントな展示、教育の革新的な統合を促進する。また、航空観光の新しい体験を促進し、EHang AAVの他の商業的ユースケースを探る

また、今回の協業は、広州市を初のUAMパイロット都市として開発するEHangと広州市政府との既存の合意を補完するものとなる。2019年8月に発表されたその合意に基づき、EHangは広州市と協力して、都市部のエアモビリティをサポートするために必要な基本的なインフラを確立し、関連する安全ルールや市場参入のしきい値を設計していく。

LN Holdingsと包括的かつ長期的な戦略的パートナーシップを締結できたことに興奮しています。広州を世界的なエアモビリティパイロット都市にすることに貢献することは、私たちにとって画期的なことであり、UAMエコシステムの商業化をさらに促進します。

Ehangの創業者でCEOのHu Huazhiは、

支配株主であるLNグループの消費者部門のリソースを統合する能力を活用することやEhang社と協力することは、より多くの製品やサービスを生み出すことができます。

LNホールディングスの梁霊峰会長は付け加え、同社のリソースは旅行、コンベンション、展示会、観光スポット、ブランドホテルに及んでいると指摘した。

イーハン社のいわゆる「旅客グレード」と呼ばれるAAVは、これまでに何度も人を乗せての実証飛行を行ってきたが、商業的な旅客輸送にはまだ対応していない。5月9日の調印式に合わせて、8人のジャーナリストがEhang 216に乗ってLNガーデンホテルの上空を飛行した。

また、Ehangは広州以外にも空中観光の機会を追求している。先月、同社は広西チワン族自治区の和州市に商業航空ツアーの運航をサポートする「E-port」を建設する計画を発表している。

▶︎EHang

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