メトロウェザーとNTTコミュニケーションズ、風況データ提供事業について業務提携契約締結

2020-06-09 掲載

京都大学発スタートアップのメトロウェザー株式会社は、高精度風況観測を提供する超高分解能ドップラー・ライダーを国内に展開し、風況の実況・予測情報を提供する事業において、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下:NTT Com)と業務提携契約を締結した。

これによりメトロウェザーは、NTT Comが所有する通信用鉄塔等へのドップラー・ライダー設置や、NTT Comが強みを持つクラウド・コンピューティングやデータ配信などのIT技術の活用を通じて、メトロウェザーが生成した高精度な風況情報を安全なドローン運航等に役立てるシステムを構築するという。

ドローン市場が急速に拡大していく中で、運航ルートにおけるリアルタイムな風況情報の把握は必要不可欠であり、そのためのシステム構築が急務となっている。NTT Comが保有している通信用鉄塔や局舎は、全国的に数多く存在しており、また地上から離れた高い場所となっているため、ドップラー・ライダーの設置に適している。メトロウェザーの開発した、離れた地点の風況を3次元的に測定できる超高分解能なドップラー・ライダーをNTT Comの通信用鉄塔や局舎に設置していくことで、3次元の風の実況データを得ることができるようになるという。

同事業提携では、両社が連携することで「解像度の細かい風況の実測・予測情報」をお客様に提供するシステムを構築。こうした詳細な風況情報は、ドローンが自律飛行する際に突風やビル風などによる落下事故を防ぐための、安全・確実な運行に必須な屋台骨のデータとなる。さらに、メトロウェザーのもう一つのコア技術であるビル解像数値予報モデルによって、リアルタイムな実況だけでなく、風況の変化を予測することも可能になり、ドローン運航の飛躍的な安全性向上が期待できるとしている。

メトロウェザー株式会社

関連する記事

ドコモ、超音波振動で飛行する飛行船型ドローンを発表

NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ドローンを活用した新たなビジネスの創出に向けて、プロペラを使わず、超音波振動を活用して空中を移動する安全性の高い屋内向けの飛行船型ドローンを開発。 ... 続きを読む

NTT西日本、ドローンによるインフラ点検サービスを提供する新会社「株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク」を設立

西日本電信電話株式会社(以下:NTT西日本)は、ドローンを活用したインフラ点検の新会社「株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク」を2019年4月1日に設立、営業を開始する。 ... 続きを読む

NTTデータ、ドローン運航管理用ソフトウエアパッケージ「airpalette UTM」を提供開始

飛行禁止空域表示イメージ 株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、2017年11月からドローンを活用する事業者や地方自治体向けに、ドローンの運航管理用ソフトウエアパッケ... 続きを読む

NTT西日本とNTTネオメイト、ドローンを活用した太陽光パネル点検ソリューションの提供を開始

西日本電信電話株式会社(以下:NTT西日本)と株式会社エヌ・ティ・ティネオメイト(以下:NTTネオメイト)は、ドローンを活用した太陽光パネル点検ソリューションの提供を開始した。 ... 続きを読む