DJI、ドローンデータを分析するDJI Terraの永久ライセンス発表

2020-07-10 掲載

DJIは、2019年3月に発表したサブスクリプション形式のソフトウェア「DJI Terra」(ドローンデータをデジタル3Dモデルやマップに変換し、分析や意思決定に役立つ)を、2020年7月に買い切り可能な永久ライセンスとして再リリースした。参考価格は以下の通り。

ライセンス形態 ライセンスタイプ(1デバイス) 参考価格(税込)
DJI Terra年間ライセンス Advancedバージョン 約10万円
Proバージョン 約19万円
電力バージョン 約28万
DJI Terra永久ライセンス Proバージョン 約48万円
※2年目以降年間更新費15%

DJI Terraは、DJIのドローン技術を採用している企業や組織が、公共安全、建設、インフラ、農業、映画産業など、幅広い用途における空撮画像のキャプチャ、可視化、分析を可能にする。撮影したいエリアやオブジェクト、作成したい地図や3Dモデルの種類に基づき、ドローンパイロットが自動飛行を計画するための4つのミッションプランニングタイプを用意している。

  • Mapping(マッピング):マップ上にカスタムポリゴンのフライトゾーンを描くことで、特定のエリアを素早く簡単にキャプチャが可能。選択したエリアに基づいて効率的な飛行経路を自動的に生成する
  • Waypoint(ウェイポイント):ウェイポイントとドローンの高度/速度、ヘディング、ジンバルピッチ、角度など調整可能なパラメータを使用して、カスタムフライトパスを作成可能。また、3Dフライト可視化機能を使用し、既存の3Dモデル上でミッションの設計とシミュレーションを行うことができる
  • Oblique(オブリーク):同じルートを自動的に複数回飛行させ、データセットをキャプチャする。各フライトは自動的にカメラの角度を調整して新しい詳細をキャプチャし、非常に鮮明な3Dモデルを作成する
  • Corridor(コリドー):道路、河川、パイプラインなど、長いインフラに沿ったマッピングに対応した自動飛行計画。一つの飛行計画を複数に分離し、タスクを分けた作業を行うことができる

DJI Terraは、ドローンパイロットが飛行に合わせて2Dオルソモザイクマップを素早く生成することを可能にし、短時間で意思決定を行う必要があるようなミッションに最適だという。また、高速処理能力は、詳細な2Dオルソモザイクや3Dモデルの再構築を通じて、あらゆる環境を鮮明に表現し、車両衝突事故現場の再構築、建設プロジェクトの進捗追跡、橋や道路の大規模なインフラ点検など産業用アプリケーションに活用されるとしている。

7月28日(火)14時より、DJI Terraの主要な機能と利用用途の実例を交えたオンラインセミナーが開催される。受講は無料。事前登録を受付中。受付はこちらから。

DJI

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