EHang、いよいよ観光飛行開始EHang 216が東シナ海上空を遊覧

2020-07-22 掲載
自家用機「EHang 216」が東シナ海の上空観光を披露

AAV(自律型航空機)技術プラットフォーム企業であるEHangは、中国東部の沿岸都市・煙台での観光試験飛行を発表した。EHang 216は4人の乗客を乗せ、中国全土にあるAAAAA(5A)の一つである煙台市の美しい漁師埠頭を中心とした海上を遊覧した。

EHangといえば、DJIに追随した広州のコンシューマドローン企業だったが、2016年にパッセンジャードローンEHang 184を発表以降独自路線を歩み、近年では雨地下で店頭公開も果たし上場企業となった。そのEHangが着実にAAVで業界をリードしていることは言うまでもない。

▶︎ドローンタクシーは実現するのか?Ehang社CEO独占インタビュー [深圳ドローン紀行]Vol.06
中国東部の都市・煙台では、乗客がEHang 216に乗って空路観光をした

乗客は、初めてのAAVに乗り、興奮冷めやらぬままに「素晴らしかった。 旅の間中ずっと安全だと感じていました。EHang 216は乱気流もほとんどなく、安定したペースで飛行。 空からこのような「鳥瞰図」を体験したのは初めてでした。次の旅行が待ち遠しいです」と感想を述べた。

EHang 216の搭乗者が空中から鳥瞰体験

今回の試乗会は、旅客輸送、航空観光、航空物流、医療緊急対応など、様々な商用利用ケースでの安全な自律飛行を通じ、旅客グレードAAVの信頼性と汎用性を実証することを目的としたEHangのワールド・フライト・ツアーの一環として行われた。EHang社のAAVの実績は、中国、米国、オーストリア、オランダ、カタール、アラブ首長国連邦を含む6カ国21都市で数千回の試験飛行やデモ飛行がある。

世界初の旅客グレードAAVのプロバイダーとして、規制当局、顧客、パートナー、一般市民に向けてデモフライトを行うことで、この画期的なエアモビリティソリューションを証明できたことを光栄に思います。肯定的な支持とフィードバックは、この新しいスタイルのモビリティを人々に提供するための私たちの探求における決意を強めてくれました。

とEHangの創設者であり、会長兼CEOである胡華智(Hu Huazhi)氏はコメントした。

▶︎Ehang

関連する記事

EHang、消防用ドローン「EHang 216F」発表。多発する高層階火災に有用か

AAV(自律型空撮車)技術プラットフォーム企業であるEHangは、EHang 216をベースに新しい消防バージョン「EHang 216F」を発表した。EHang 216Fは高層ビル... 続きを読む

大阪初開催、大企業と海外は出展無し。点検・測量向けに集中 [第6回国際ドローン展]

6回目を迎えた国際ドローン展の現場から 毎年4月に幕張メッセで開催されている国際ドローン展が第6回目を迎えた。今年は東京から大阪に場所を移し、インテックス大阪で7月29日から3日... 続きを読む

EHang、AAV(自律型空撮車)新生産工場を設立。いよいよパッセンジャードローンが量産化へ

パッセンジャードローンを世に広め、AAV(自律型空撮車)技術のリーディングカンパニーであるEHangは中国広東省雲府市に、当初の年間生産能力600台を予定し、現地政府の支援を受け約... 続きを読む

あいおいニッセイ同和損保、Joby Aviationへ出資。空飛ぶタクシーにいち早く取り組む姿勢

JobyのeVTOL MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下:あいおいニッセイ同和損保)は、eVTOL(空飛ぶクルマ)の開発・実用化を進め... 続きを読む

Honeywell、UAM向け冷却システムHoneywell Micro Vapor Cycle System発表

都市部のエアモビリティへの関心が高まる中、Honeywellは、新しいMicro Vapor Cycle System(マイクロ蒸気サイクルシステム以下:MicroVCS)を発表し... 続きを読む