SkyDrive、「有人機SD-03」で公開飛行試験成功

2020-09-01 掲載

株式会社SkyDriveは、2020年8月25日に同社の開発拠点である、1万m2の屋内飛行試験場を備えた豊田テストフィールドにて公開有人飛行試験を実施し、成功のうちに完了したことを発表した。同飛行試験では、世界初公開した有人試験機SD-03モデルを使用している。

同飛行試験は夕刻に行われ、飛行時間は約4分間。機体は1人乗りで、パイロットが操縦するが、コンピュータ制御のアシストにより飛行を安定させている。また、バックヤードでは飛行状態をモニタリングし安全を常時確認している。近い将来、日常の新たな移動手段として普及するためにコンパクトサイズが有効と考え、一般的な駐車場2台分に収まるよう設計されている。

同社の目標は、およそ高さ2m、幅4m、長さ4m、世界最小の空飛ぶクルマモデルの開発だとしている。駆動方式は電動モータでロータを駆動する方式で、ロータは4か所に配置されており、1か所あたり2つのロータが回転し駆動力を生み出すという。合計で8個のモータを採用することにより、電動モータ・ロータ系の一部に異常が発生してもバックアップの役割を果たすため、安全に飛行を続けることが可能。

デザインは新ジャンルのトランスポーテーションにふさわしい「プログレッシブ」(先駆性・先進性)をキーワードに、デザインが進められたという。メインボティはサイドから見たときに一体感を保ちながらS字に大きく分割され、フロントにあしらわれたSkyDriveのエンブレム同様、絡み合い力を合わせ未来の空へ飛びたつ一対のプロペラのような躍動感を表現している。ボディ下方に大きく回り込んだ2本の白いフロントランプと1本の赤いテールランプは「空飛ぶクルマ」ならではの特徴で、機体が空に浮かんだ時、非搭乗者からも機体の方向が優しいデザインになっている。

株式会社SkyDrive

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