ACSL、風と流れのプラットフォーム「特定利用課題」採択される

2020-10-22 掲載
ACSL-PF2物流用ドローン

株式会社自律制御システム研究所(以下:ACSL)は、文部科学省 先端研究基盤共用促進事業(共用プラットフォーム形成支援プログラム)の支援を受けて、国内4機関が実施する受託事業である「風と流れのプラットフォーム」における「特定利用課題」に採択されたことを発表した。同採択により、物流用ドローンの社会実装推進のために必要な安全性の向上を目的として、機体周辺の風の流れを正確にセンシングする研究を実施する。

2018年に航空法が改正され、ドローンの無人地帯(離島や山間部等)における目視外飛行(Level3)が可能となって以降、ACSLは日本で初めて、補助者なし目視外飛行を日本郵便株式会社と2018年11月に実現した。その後も、多数の目視外飛行における物資輸送の実証経験を積んでいく中で、物流用ドローンの社会実装が推進されるには、よりセキュアなドローンの開発が必要であると考えていたという。

特に、物流用ドローンの利活用が想定される離島や山間部のような環境では、天候の急激な変化などが発生するため、ドローンの耐風性能が重要な課題であり、そのような環境に対し最適な飛行制御を行う必要がある。

JAMSTEC 大型計算機システム(Data Analyzerシステム) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)6.5m×5.5m低速風洞

風と流れのプラットフォームでは、国内の6つの風洞施設、1つのスーパーコンピューターが連携している。ACSLは、これらを利用してコンピューターシミュレーションや風洞試験を実施することで、強風等の外乱環境においても安定した飛行制御が可能な物流用ドローンの開発を目指していくとしている。

ACSL

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