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DJI、いよいよ自動車業界へ。自律運転分野で躍進か?

DJI、いよいよ自動車業界へ。自律運転分野で躍進か?

4月15日にDJI Air 2Sが発表されたばかりだが、実はもう一つ大きなトピックスがある。DJI Automotiveを発表したことだ。これでDJIが自動車業界に足を踏み入れたことになる。その詳細は今週から開催される上海モーターショーで明らかになるだろう。何とDJIも出展しているのだ。

ドローンメーカーであるDJIが将来的に自動車業界に参入すことはすでに示唆されていた。ドローンが最先端の障害物回避技術を実装使用することを考えると当然のことだろう。さらに子会社にはLiVoxがある。

DJIが新しいDJI Automotiveを公式発表したことは大きい。現段階で車両の発表はなく、DJIは独自の自動運転車を製造していないが、取り組んでいる自動運転に関する技術を紹介している。特に自律走行システムおよび関連するコアコンポーネントの研究開発、生産、販売に注力するのが当面のところだろう。

3つの自動運転ソリューションは、DJI Driving D130 series(0〜130kphの速度の高速道路および高速道路の運転用)、DJI D80 series(都市で0〜80kphの低速での運転に適用)、およびDJI Parking System(駐車システム)だ。

DJI Automotiveは、自動車メーカーと提携してこの技術を将来の自動車に統合するように開発を続けている。確かに、DJIのドローンユーザーに馴染みのある同じ技術のいくつかに基づいることに気づくだろう。これらの3つのシステムは、ある意味これまでのDJIの技術が応用されていることは確かだ。

ジオフェンシング(危険な空間へドローンが誤侵入防ぐために使用)、超音波センサー(音波を使用して距離を判断するため)、Lidarスキャナーなどの技術に基づいて構築されている。

当然のことながら、ドローンソフトウェアの構築におけるDJIの経験も役割を果たし、同社は「UAV(無人航空機)ビジョンセンシングの分野でのアルゴリズムの蓄積に基づいて」、「識別できる」いくつかの新しいステレオ知覚センサーを開発したと述べている。

この技術と経験をすべて組み合わせると、ハンズフリー運転、自動緊急ブレーキ、追い越し支援、インテリジェント衝突回避などが実現できる。

さらに面白いのはDJIドライバーモニタリングシステムだ。これは、ドライバーの状態を4つの方法(顔分析、疲労検出、注意散漫検出、危険行動検出)で検出し、「ヒューマンエラーによる事故を減らす」ことが可能になる。将来、DJI Automotiveが、運転について介入してくるになるということだ。

もちろん自動運転車の技術は、DJI以外の他の企業でも開発は続いている。GoogleのWaymoそして、最近Huaweiはこの分野に参入することを発表したばかりだ。

DJIは、自動運転技術の分野ですでに多くの特許を取得していることに加えて、最高ドローンを製造し提供していることは確かだ。この比類のない経験により自動運転の分野でも覇権を取る可能性は十分にあるのだ。

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