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テクノツール、視線入力でドローン飛行成功。公開テストフライト実施へ

テクノツール、視線入力でドローン飛行成功。公開テストフライト実施へ

テクノツール株式会社は、株式会社シアン、筋ジストロフィー患者である梶山紘平氏と合同で、電動車いす上から、右頬に設置したスイッチと視線入力による操縦で200g以上の機体の飛行に成功した。2022年5月19日にメディアおよびドローンメーカー関係者を対象とした公開テストフライトを開催する。

「ドローン アクセシビリティ プロジェクト」では、ドローンによって身体機能に大きな制限を抱える人たちの新たな楽しみや就労機会の創出を目指しているという。

同テストフライトで使用する視線入力機器での飛行はドローンを係留して十分な安全対策を施した上で実施するとしている。テクノツールが四半世紀にわたり積み重ねてきた難病患者等に対する入力支援技術を用いて、筋ジストロフィーにより身体機能に大きな制限を抱える梶山紘平氏が、わずかに動かせる頬や目(眼球運動)を使って200g以上の機体を飛ばす様子を公開する。

現場の安全管理、運用はこれまでドローンによるバーチャルツアー等を運用してきたシアンが担当し、シアン湘南研究所(湘南アイパーク敷地内)を使用する。

テストフライト後には3名の車いすユーザーを含む関係者によるインタビューセッションを行い、同プロジェクトの目的や今後の展望について話す予定。公開テストフライトの参加者はメディアおよびドローンメーカーの関係者限定。会場の湘南ヘルスイノベーションパーク(通称:湘南アイパーク)では事前の入場登録が必要。

インタビューセッション登壇者プロフィール

(以下、プレスリリースより引用)

  • 本間一秀氏(テクノツール株式会社 ソフト開発部)
    1999年にテクノツールに入社、以来さまざまな商品の開発に携わる。本プロジェクトではドローンコントロールシステムの開発を担当
  • 中野政勝氏(株式会社シアン 社会貢献担当)
    シアンソーシャルグッドマネージャーとして車椅子ユーザーの視点を活かし社会貢献度の高い業務に従事。シアンには副業として勤務しており、本業は日本電気株式会社(NEC)に勤め、障害者の新しい働き方も提言している
  • 梶山紘平氏
    筋ジストロフィーを患いながら、東京都で介護制度などの社会資源を活用し在宅にて一人暮らしを10年継続中。介護者の日程調整や余暇活動などコミュニケーションはすべて視線入力で行う。二年前にテクノツールと出会い、高難易度のゲームに視線入力や両頬と左手の親指に設置したスイッチを駆使して挑戦中。視線入力のスキルを用いて就労することを目指し、今回のドローンプロジェクトに参加
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同プロジェクトではいわゆる「寝たきり」の状態にある、重度肢体不自由を抱える梶山氏が操縦することで、ドローンがもたらす新たな可能性を発信し、将来的には重度肢体不自由者が一人ひとりに適した方法で安全にドローンを飛ばして楽しむことはもちろん、インフラ点検や配達といった業務に従事できるようにすることを目指すという。プロジェクトチームは2024年の事業化に向けて、実用化開発への協力に関心のあるドローンメーカーや希少疾患に関連するヘルスケア企業等を募集している。

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テストフライト実施概要

  • 開催日:2022年5月19日(木)
    ※荒天の場合は5月26日(木)に実施
  • 会場名:湘南ヘルスイノベーションパーク(通称:湘南アイパーク)
  • アクセス:〒251-8555 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地1
    JR大船駅よりバスで約15分、JR藤沢駅よりバスで約15分
  • 申し込み方法:お申込みフォームより5月17日(火)までに申し込む。
    ※参加者はメディアおよびドローンメーカーの関係者
  • タイムテーブル:
    13:30~14:00 受付(屋外)
    14:00~14:30 テストフライト(屋外で2回実施予定)
    14:30~15:00 移動・休憩(会議室)
    15:00~15:30 インタビューセッション(会議室)
    15:30     終了 ※質疑応答の進行次第で延長
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