ダイヤサービス、ドローン国家資格の修了審査に準拠した機体「TOMCAT P-01」の受注・販売を開始

2022年12月5日の改正航空法により、無人航空機（ドローン）の一部飛行について国家資格が必要になった。株式会社ダイヤサービスでは、この国家資格の修了審査に完全準拠した機体「TOMCAT P-01」の受注・販売を開始した。本体セット価格は税込327,800円。

国家資格取得の際、登録講習機関において修了審査を行うこととなるが、審査で使用する機体については国土交通省より様々な要件が求められてている。残念ながらこれら要件を満たす機体は数少なく、要件を満たす一部機体についてはオークションで中古品が新品以上の価格で取り扱われているケースもあるという。

さらに同社自身が、登録講習機関の申請を行うにあたり要件を満たす機体を必要としたことから、取引先ドローンメーカー・五百部商事有限会社に要件に適合するドローンの開発を依頼。この度、一般向けに受注・販売開始に至った。

TOMCAT P-01は、一等資格・二等資格の終了審査に完全準拠。水平位置制御や高度維持機能のオン/オフが可能で、カメラ、プロペラガード、前後識別用LED、オーバーライド可能な送信機を搭載している。

また多くのドローンスクールで使用されている機体とほぼ同サイズで扱いやすく、マニュアルも完備。 国内工場で製造しているため、品質や納期のコントロールが容易で、パーツ単位で修理・交換が可能だという。

「TOMCAT P-01」仕様