German Bionicは、米国ラスベガスで2023年1月5日から開催中のCES 2023において、AI対応パワースーツ「Apogee」、スマート・セーフティ・ベスト、ソフトウェア・プラットフォーム「German Bionic IO」を発表した。
- Advertisement -
同社のブース7141(Tech East, West Hall)では、3つの新製品の展示に加え、CES2023「ベスト・オブ・イノベーション」(ウェアラブル・テクノロジー)賞を受賞したCray Xパワースーツのデモ展示も行っている。
「Apogee(アポジー)」
AI搭載のApogeeは、従来モデルよりもさらに軽量化され、適用領域が広がっているという。最大30kgの持ち上げ動作をサポートし、アクティブな歩行支援により疲労を最小限に抑える。防塵・防水仕様で、物流、建設、介護など、重いものを持ち上げたり運んだりすることが日常的に行われる現場で即効性を発揮する。
スマート・セーフティベスト
高度なセンサー技術とAIを取り入れ、データに基づいてパーソナライズされたスマート・セーフティベスト。ボタンを押すだけで測定の結果や推奨アクションが表示され、仕事の種類にかかわらず、高いレベルで疲労や怪我を軽減する。
- Advertisement -
「German Bionic IO」
German Bionic IOは、労働の安全性を管理・分析するクラウドベースのソフトウェア・プラットフォーム。ApogeeやCray X、スマート・セーフティベストから収集したデータを分析し、AIにより装着者のあらゆる動作を継続的に学習して安全効果を強化する。姿勢の悪さや間違った持ち上げ方、過度に負担がかかるケースを警告するほか、モニタリングやレポート機能、実際の関連データに基づく個別の推奨アクションを提供する。