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HondaのeVTOL開発を解説。空の移動をもっと身近にしたい

Hondaは、飛行機よりももっと地上に近い、新しい空の移動レイヤーを飛行する、電動垂直離着陸機「eVTOL」を開発している

2023年3月8日
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3次元のさまざまな移動レイヤーを結ぶことで、よりシームレスな移動が可能になるeVTOLを中心としたひとつの大きなエコシステムの実現を目指している。

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Contents
eVTOLとモビリティエコシステム地上と空のレイヤーを組み合わせた3次元の移動サービスを移動価値の拡大を目指したモビリティエコシステム多彩に活用できるeVTOLHonda eVTOLの特長HondaのeVTOLはなにが違うのかHondaの多彩なコア技術が画期的なeVTOLの開発を可能によりよい未来のために無いものをつくるというチャレンジ

eVTOLとモビリティエコシステム

地上と空のレイヤーを組み合わせた3次元の移動サービスを

Hondaは、クルマやバイクといった地上のモビリティ、HondaJetで実現した空のモビリティ、そして海のモビリティなど、さまざまなモビリティを提供している。こうしたモビリティをつなげていくことで、移動の価値をもっと提供できるのではないかと考えているという。地上のレイヤーと空のレイヤーを組み合わせた3次元のサービスによって移動時間が大幅に短縮でき、快適に移動できるようになることで、働く場所に縛られずに住みたい場所に住み、自由な暮らしができる未来を描いている。

地上と空をつなげるにあたって、空のモビリティとしてHondaJetも手法のひとつではあるが、もっと空を身近なものにしたいとondaJetより地上に近いレイヤーを活用しようと考えたという。ビジネス用途だけでなく、通勤、通学にも利用できる、より気軽に使える空のモビリティとしてeVTOLに着目したとしている。

eVTOLは電動垂直離着陸機を意味し、ヘリコプターのように垂直に離着陸する。滑走路などの大がかりな設備を必要とせず、電動化により静かでクリーンな移動が可能だ。さらにHondaは、クルマの室内空間設計で培った技術で快適な移動空間の提供を目指しているという。

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移動価値の拡大を目指したモビリティエコシステム

Hondaは、eVTOLを中心に、Honda製品だけでなく公共交通機関を含む地上のモビリティと連携するサービスを提供し、移動の自由度を大きく拡大するモビリティエコシステムの構築を目指している。予約システムやインフラ、運航・管制システム、各モビリティなど、さまざまな要素を統合することで、地上と空のモビリティをシームレスに連携させた最短ルートなど、多様な提案が可能になるという。このHondaが描く未来のモビリティエコシステムに共感する多くの企業や関係機関と協調しながら取り組んでいくとしている。

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多彩に活用できるeVTOL

より気軽に空を移動できるeVTOLは、人の移動のほかにもさまざまな活用シーンが考えられ。例えば物流や緊急搬送などの用途への展開も期待されている。ミニバンなどクルマのパッケージング技術を活用しながら、乗員が搭乗時間を楽しめる工夫を盛り込むとともに、多用途性も考慮した空間設計を進めているという。

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Honda eVTOLの特長

HondaのeVTOLはなにが違うのか

HondaがeVTOLを設計するにあたり、何よりも優先したのは安全性だという。ローターの角度を可変させるティルトローターは燃費の面で有利だが、その反面、機能統合により故障時に他の機能で補うことが難しくなる。垂直離着陸用に8つのローター、推進用に2つのローターを備えるHonda eVTOLは、機能の分散によって高い冗長性を確保。旅客機と同等の安全性を実現する。

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マルチローター構成は安全面だけでなく、ローターの小径化を可能にし、ヘリコプターと比較して圧倒的な静粛性を獲得。乗員の快適性はもちろん、離着陸時や飛行時の周辺環境への影響も最小限に抑えられる。

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他のeVTOLにはない特長は、航続距離を大きく延ばせるガスタービン・ハイブリッド・パワーユニットだ。バッテリーに蓄えたエネルギーのみで飛行するAll Electric eVTOLは100km前後の航続距離で都市近郊のタクシー用途を想定している。一方、ハイブリッドを採用したHonda eVTOLは、都市間移動までをカバーする400kmの航続距離を確保。モビリティエコシステムの中心として高い利便性を発揮するとしている。

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Hondaの多彩なコア技術が画期的なeVTOLの開発を可能に

Hondaは世界で唯一、、HondaJetにおいて航空機の機体とエンジンの両方で米国連邦航空局(FAA)認定を取得し、事業を行っている企業だ。そのノウハウがあることで空のモビリティであるeVTOLにおいても開発効率を高められ、いち早く製品を届けることが可能になるという。航空機ならではの軽量構造や製造技術なども活用できるとしている。

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F1の技術も有形無形を問わず注ぎ込まれており、F1パワーユニット技術をHonda eVTOLの超高回転ジェネレーターなどに取り入れた。このほか、空力開発のシミュレーション解析技術や設備も活用。速度域や空気流の乱れが旅客機よりもF1に近く、空力現象に多くの類似性があることから、レース車体技術もHonda eVTOLに反映されている。

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そのほかにもHondaは、長年培ってきたハイブリッド技術やHonda SENSINGなどの安全技術も保有。HondaJetやF1、ハイブリッド車、安全運転支援技術などを経験したエンジニアがプロジェクトメンバーとして参画し、HondaにしかできないeVTOLの開発を進めてるという。

よりよい未来のために無いものをつくるというチャレンジ

eVTOLはまだ実用化されていない。マーケットがない中でマーケットが求めていることを考える必要がある。航空機ともヘリコプターとも異なるモビリティであり、法規も整備されていない段階でもあることから、機体の安全性、商品性について常に考え、日々トライアンドエラーを繰り返しながら開発を進めるとしている。

Hondaのコア技術の活用と、独創的な技術やアイデア、デザインで、Honda eVTOLは移動にまつわる価値を拡大させ、社会をよりよくしていくモビリティになると、確信を持って取り組んでいるという。

▶︎本田技研工業株式会社(Honda)

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TAGGED: eVTOL, Honda, モビリティ, 空飛ぶクルマ
Kawase 2023年3月8日
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