DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: QPS研究所、小型SAR衛星QPS-SAR 6号機「アマテル-III」の最初の画像を公開
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
ニュース

QPS研究所、小型SAR衛星QPS-SAR 6号機「アマテル-III」の最初の画像を公開

株式会社QPS研究所は、2023年7月13日に小型SAR衛星QPS-SAR 6号機「アマテル-III」の最初の画像(ファーストライト)を公開

2023年7月14日
230714_QPS_top
SHARE

QPS研究所は2005年に福岡で創業された宇宙開発ベンチャー企業で、小型SAR※衛星の開発・運用を行っている。

- Advertisement -
Contents
ファーストライト詳細ファーストライト SAR画像

※SAR(合成開口レーダー):電波を使用して地表の画像を得るレーダー。雲や噴煙を透過し、昼夜を問わず観測することができる点が特長

QPS研究所の衛星2号機「イザナミ」が持つ、民間のSAR衛星として日本最高精細の記録(レンジ分解能において)を上回ることになる、アジマス(衛星の進行方向)分解能1.8m、レンジ(衛星のマイクロ波を照射する方向。もしくは、衛星の進行と直交する方向)分解能46cmを実現した画像も含まれる。

QPS研究所と北部九州を中心とした全国25社以上のパートナー企業が開発・製造した「アマテル-III」は米国SpaceX社のロケット「Falcon 9」によって2023年6月13日(火)6:35(日本時間)に打ち上げられ、79分後に高度約540km で軌道投入された。そして同日の9:30頃には、初交信に成功し、打ち上げより約21時間後に収納型アンテナを展開した。その後、初画像取得に向けた衛星機器の微調整を続け、打ち上げより1カ月後、今回の画像取得の公開に至った。

- Advertisement -

この後は、引き続き衛星の姿勢制御の調整を行いつつ、アジマス、レンジ分解能共に46cmの高解像度モードでの観測を開始するとしている。

QPS研究所の代表取締役社長CEO、大西俊輔氏は次のようにコメントしている。

大西氏:QPS-SAR 3号機以降は衛星コンステレーション※構築に向けて改良されていましたので、今回、QPS-SAR 6号機によって画像を取得することは、準リアルタイムデータ提供サービスにおいて重要なマイルストーンでした。この日を迎えられて、まずはほっと一安心しております。
弊社の衛星開発のチーム、パートナー企業の皆様、そして衛星の調整をスピーディーに進めてくれた運用チームの技術、団結力を大変誇らしく、そして頼もしく感じています。この結果がもたらされたのも、プロジェクトにいつもご協力を賜っている株主の皆様、そしてデータ活用のスタートを心待ちにしてサポートくださっている皆様のおかげでもあり心より感謝申し上げます。この後は、皆様に46cm分解能の画像をお見せできるように、高精細モードでの観測に向けて同心協力して取り組みたいと思います。

※複数の人工衛星によって、高頻度な地球観測を可能とするシステム(コンステレーションは「星座」の意)

ファーストライト詳細

観測日時 (1)2023年7月12日 0:30(水)(日本時間)
(2)2023年7月10日 0:54(月)(日本時間)
(3)2023年7月9日 0:05(日)(日本時間)
観測場所 (1)長野県松本市(観測時の天候:曇り)
(2)富山県富山市(観測時の天候:曇り)
(3)大阪府大阪市(観測時の天候:曇り)
※天候は全て気象庁の公開データより
分解能 (1)アジマス分解能1.8m×レンジ分解能46cm(オフナディア角30°)
(2)アジマス分解能1.8m×レンジ分解能80cm(オフナディア角16°)
(3)アジマス分解能1.8m×レンジ分解能60cm(オフナディア角22°)
画像説明補足 アマテル-IIIは分解能1.8mの通常モード(ストリップマップモード)と分解能46cmの高精細モード(スポットライトモード)の観測ができ、この度は通常モードでの観測
画像処理協力 アルウェットテクノロジー株式会社

ファーストライト SAR画像

3号機以降のQPS-SARにはさらに高精度・高画質の画像を取得できるよう様々な改良を加えたという。展開型太陽電池パネルとバッテリーを追加し、使用できる電力量を増やし、アンテナの鏡面精度も向上させることで、さらに強い電波を出せるようになった。改良の狙い通りに「アマテル-III」の画像は、2号機「イザナミ」と比較して画質が上がったことがファーストライトからもよく分かる。

- Advertisement -

山々や田畑の様子、海の波の様子、そして川と河川敷の区別もしやすくなり、さらに状況把握がしやすくなる。濃淡もはっきりして、視認性が高いため、SAR画像活用の幅が広がることが期待されるという。

(1)長野県松本市

230714_QPS_01
画像の上部に松本駅、松本城があり、画像中央に奈良井川が流れている

(2)富山県富山市

230714_QPS_02
中央に流れるのは神通川、左下に富山県総合運動公園陸上競技場

(3)大阪府大阪市

230714_QPS_03
画像上部の大阪湾から下部の堺泉北港にかけて観測。数多のコンテナやUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)が見える

▶︎QPS研究所

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: QPS-SAR, QPS研究所, アルウェットテクノロジー, 人工衛星, 宇宙
watanabe 2023年7月14日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article NEDO、「第9回 国際ドローン展」へ出展[第9回国際ドローン展]
Next Article 230714_amazon_top Amazon、ドイツにRivian製EV配送車を導入へ
- Advertisement -

最新ニュース

FLIGHTS、Manifold Tech社とパートナーシップ契約を締結、 新製品「MindPalace Pocket2」をCSPI-EXPOにて初展示へ
FLIGHTS、Manifold Tech社とパートナーシップ契約を締結、 新製品「MindPalace Pocket2」展示 [CSPI-EXPO 2025]
ニュース 2025年6月17日
250616_XPONENTIAL_top
世界最大級の無人機の展示会、今年も開催![XPONENTIAL 2025]
特集 2025年6月17日
250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
- Advertisement -

関連記事

250328_nec_top
ニュース

NEC、光通信衛星コンステレーション開発を加速。強靭かつ安全な通信インフラ構築へ

2025年3月28日
ニュース

NASAのStarlingとSpaceXのStarlink、宇宙交通の調整を改善

2025年3月27日
ニュース

Airbus、アストロスケールの第2世代衛星ドッキングプレートを採用

2025年3月26日
ニュース

Synspective、SpaceXとライドシェアローンチ契約を締結

2025年3月24日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?