BetaFPV、100g以下のDJI O3搭載できるFPVを発売。低周波振動を抑え、安定したハイビジョン映像を送信できる

Pavo Pico Brushless Whoop Quadcopterは、重量100g以下のDJI O3を搭載できるCineWhoop。この超軽量CineWhoopは、45mmプロペラだけでなく、最新のフライトコントローラー（F4 1S 12A AIO Brushless FC V3）を搭載し、飛行体験を大幅に向上させた。

スプリットデザインのHD VTXマウントブラケットにより、主流のHDデジタルVTXモジュールの素早い取り付けをサポートし、GyroFlowスタビライゼーションソフトウェアとラバーダンパー振動減衰設計により、安定したスムーズなHD画像を保証するという。そのデザインは、屋内でも屋外でもクルージングに適している。

主な特長

• スプリットデザインのHD VTXマウントブラケットは、DJI O3 Air Unit、Walksnail Avatar HD Pro、Caddx Vistaなどの人気モデルと互換性がある。サイドブラケット、ラバーダンパー制振設計、レンズホルダー、アンテナを強化し、低周波振動を抑え、HD VTXの安全性を高め、ハイビジョン映像を安定して出力する。また、VTXケーブルを接続し、バインドを完了するだけで、飛行開始できる。
• DJI O3カメラレンズを保護し、飛行中に安定した高解像度ビデオ出力を維持するために、レンズフィルターとレンズ保護マウントの両方が付属
• バッテリースロットとHD VTXマウンティングブラケットのダクトの高さを低くし、全体的な飛行体験を向上させまた。DIYバッテリー固定法にも対応し、さまざまなサイズと容量のバッテリーに対応
• 新開発のフライトコントローラー（F4 1S 12A AIOブラシレスFC V3）は、わずか4.2gの重量で、HDデジタルVTXに最適化されている。その向上した演算能力、高い反応速度、安定したフライトは、HDフープに理想的な選択だという
• フレームは、卓越した耐衝撃性と簡単な取り付けプロセスで知られるPA12素材で構成

仕様

※飛行時間は8.4V～6.8Vで計算される

HDデジタルVTXシステム

Pavo Picoは様々なHD VTXに対応しており、DJI O3とWalksnail Avatar Pro Kitは、信号の安定性を高めるデュアルバンド伝送技術を使用して、1080PまでのHDデジタルVTXをサポートしている。Vistaキットは、720PまでのHDビデオのデジタル信号伝送をサポートし、低遅延と優れた画質性能を備えている。

コンパクトで軽量なので小型ドローンの設置に最適で、様々なリモコンやモニターと互換性がある。カスタマイズされたHD VTXマウントブラケットは分割式デザインで、パイロットがDIYで簡単に取り付けることができ、HD画質を確保しながら、より多くの可能性を追求できる。

DJI O3カメラ用NDフィルター

BetaFPV DJI O3カメラ用NDフィルターは、特にPavo Pico Whoop Quadcopter用に設計されている。一方、DJI O3 Air Unit NDフィルターは、DJI O3 Air Unit用に調整されており、カメラレンズに入る光の量を減らすことが可能。この機能により、飛行中にシャッタースピードを遅くしたり、絞りを大きくしたりすることができる。これらの軽量フィルターは、最適な画像の鮮明さを確保する高品質の光学クラスから作られており、ビルドへのインストールは非常に簡単だという。

Pavo Picoフレームキット

HD VTXマウントブラケットに超軽量PP素材を使用し、強靭性を向上させた。アンテナ固定スロットとフレームを融着することで破損リスクを低減。保護プリントパーツでカメラの設置位置を低くすることで、可動角度を30°以内に制限している。さらに、レンズ保護と画質向上のためにO3フィルターを使用可能。GyroFlowスタビライゼーション・ソフトウェアと併用する独自のラバーダンパー制振設計を取り入れ、安全性を大幅に向上させ、スムーズなHD画像出力を保証する。ダイキャストネジをきつくねじ込むと、ラバーダンパーが振動を吸収するスペースがなくなり、映像が乱れる原因になるという。

そして、Whoop Quadcopterのパッケージには、DJI O3 HDデジタルVTXアンテナマウントが含まれている。

DJI O3振動問題

多くのフープドローンの振動の課題に取り組むために、DJI O3ユニットは、4つのゴムダンパーを備えたカーボンファイバープレートに取り付けられている。この革新的な設計により、最高のパフォーマンスと安定性を実現した。

トラブルシューティング

• DJI O3 HD VTXで録画する際、ビデオ画質を向上させるには、電子スタビライズをオフにし、GyroFlowスタビライズソフトウェアを使用する
• HD VTXブラケットをM1.4×10ネジで固定する際、ナットが衝撃吸収ボールにちょうど当たるようにする
• 上記取り付けの際、2つの理由によりジェロ効果が発生する場合がある：
  • VTXブラケットをネジで締めすぎ、ゴムダンパーが完全に変形している。このような場合は、ネジの締め付けを衝撃吸収ボールが触れる程度にし、ボールとブラケットを緩めないようにする
  • フレームやクアッドコプターのブレードが大きく変形している場合は、必要に応じてフレームやブレードを交換する

※モーターワイヤーを束ねるためにアセテートテープを使用し、垂れ下がってプロペラの回転を妨げるのを防ぐ。

ロープロファイル・デザインのアップグレード

BETA TESTを通じてフィードバックを収集した結果、HD VTXマウントブラケットとフープダクトの高さを60.6mmから51.5mmに下げ、バッテリーコンパートメントの高さを51.5mmにすることで、CineWhoopの薄型化を実現した。

パイロットは、バッテリーストラップや印刷可能な部品などのDIYオプションでCineWhoopをさらにカスタマイズ可能。様々なバッテリーサイズに対応する。これにより、パイロットは特定の要件や好みに合わせてCineWhoopをカスタマイズし、強化することができます。

フライトコントローラー

F4 1S 12A AIO Brushless FC V3、HD VTXのために特別に設計された最初のフライトコントローラー。このWhoop Quadcopterは、高性能計算のためのSTM32F405チップを装備している。重量はわずか4.2gで、シリアルELRS 2.4Gレシーバー、16MBブラックボックス、気圧計、電流計を搭載。HD VTX用に設計され、Betaflight 4.4.0を通じて外部GPSのサポートも追加された。

パワーシステム

1102 14000kvモーターは、より強力なパワーと低ノイズをもたらし、豊かな推力と驚異的なスピードを発揮し、楽々と空中飛行ができるという。高性能Gemfan 45mmプロペラと組み合わせることで、このパワーシステムは優れたバランスを実現し、パワフルな揚力と安定した飛行を保証すると同時に、正確でレスポンスの良いコントロールを提供する。これらのパワーシステムの組み合わせは、Pavo Picoの優れた選択肢となり、パイロットは撮影作業を容易にこなすことができる。

カーボンファイバーVTXアダプター

VistaおよびAvatar HD ProデジタルVTXモジュールの取り付け寸法は、O3デジタルVTXとほぼ一致している。そのため、20x20mmの取り付け穴のあるカーボンプレートを取り付けるだけで、両方のデジタルVTXを取り付け可能だ。パイロットの様々なDIYニーズに応え、フライトの可能性を広げながら、素早く簡単に取り付けられるという。

Pavoシリーズ

BetaFPVは、継続的な最適化とアップグレードにより、Pavo Cinewhoopシリーズの性能を高めてきたという。Pavo25、Pavo30、Pavo360を含むPavo Cinewhoopシリーズは、シームレスな映像を撮影する際に優れた結果をもたらすように設計されている。さらに、これらのドローンはパイロットの冒険への欲求を満たし、爽快な飛行体験を提供するとしている。

推奨パーツ

※DJI O3は技適未取得

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