DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: ACSLの国産ドローンSOTEN(蒼天)が進化。アップデートにより送電線や鉄塔付近での操作性向上
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
ニュース

ACSLの国産ドローンSOTEN(蒼天)が進化。アップデートにより送電線や鉄塔付近での操作性向上

株式会社ACSLは、セキュアな小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」を2024年2月7日付でアップデートし、送電線や鉄塔付近などの交流磁界が発生する場所での操作性を向上させた

2024年2月8日
240208_SOTEN_top
SHARE

ACSLは、2021年12月にセキュアな小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」の受注を開始。インフラ点検、災害時の状況把握、測量、警備、農業などあらゆる分野で活用されている。

- Advertisement -
Contents
進化1:送電線や鉄塔付近での操作性が向上進化2:映像の伝送速度を段階的に向上進化3:基地局アプリ「TAKEOFF」の多言語版開発SOTEN(蒼天)

ACSLは、SOTENユーザーからのフィードバックをもとに、受注開始から複数回のファームウェアのアップデートすることで機能や性能などの改善を行っている。

進化1:送電線や鉄塔付近での操作性が向上

送電線や鉄塔の点検は、熟練した作業員による高所での目視点検が主流となっており、点検にかかる労力や安全面の問題から、ドローンの活用が積極的に行われている。

送電線や鉄塔付近では、電気の流れる方向が周期的に変化する交流磁界が発生することでドローンが正しい方角を認識できなくなり、機体を制御できなくなるという課題があった。SOTENはこの課題を改善し、送電線や鉄塔付近での操作性が向上した。

- Advertisement -
240208_SOTEN_01

進化2:映像の伝送速度を段階的に向上

ドローンは、飛行中に撮影した映像をリアルタイムで伝送することができ、インフラ点検時にその場で点検個所を確認したり、災害時の被災状況を迅速に把握したりすることに活用されている。SOTENは、障害物や電波干渉がない場合の最大伝送距離は4kmというスペックを持ち、さらに今回のアップデートを含め、今後映像伝送速度を段階的に向上していくことで、より利活用しやすいドローンを目指すとしている。

240208_SOTEN_02
実際の災害現場で、伝送された映像を基地局アプリ「TAKEOFF」で確認している様子

進化3:基地局アプリ「TAKEOFF」の多言語版開発

ACSLは、2023年11月13日付でSOTENの米国への輸出に関する経済産業省からの輸出許可証を受領、2023年12月に米国子会社であるACSL, Inc.が戦略的代理店パートナーシップに関するMOUを締結したGeneral Pacific, Inc.に50機を納品し、米国におけるSOTENの販売を開始した。

ACSL、米国で小型空撮ドローンSOTENの販売開始

今回のアップデートで、米国のユーザー向けに基地局アプリ「TAKEOFF」の米国版を開発した。ACSLは海外展開を積極的に進めており、今後も各地域のユーザーが活用できるよう多言語版の開発を進めている。

- Advertisement -
240208_SOTEN_03
米国に輸出されたSOTEN

SOTEN(蒼天)

SOTENは、高性能・高セキュリティな小型ドローンの開発を目的とした、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)公募の「安全安心なドローン基盤技術開発」事業により完成したドローンで、ISO15408(コンピュータセキュリティのための国際規格)に基づくセキュリティ対策を施し、データの漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を実現していることが特徴。

国産のセキュアなドローンであることから、すでにインフラ点検、災害、測量などの分野で活用されている。

寸法 アーム展開時:637mm×560mm(プロペラ含む)
アーム収納時:162mm×363mm
機体重量 1,720g(標準カメラ・バッテリー含む)
最大離陸重量 2,000g
最大飛行時間 標準カメラ搭載時、風速8m/s条件下:25分
標準カメラ非搭載時、風速8m/s条件下:29分
最大伝送距離 4km(障害物や電波干渉がない場合)
防塵・防水性 IP43(カメラ、ジンバル、バッテリー搭載時)
標準カメラ 動画4K対応 静止画時2,000万画素
オプションカメラ 赤外線カメラ+可視カメラ、マルチスペクトルカメラ、光学ズームカメラ
GNSS GPS+QZSS(準天頂衛星みちびき)+SLAS/SBAS

▶︎ACSL

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: ACSL, SOTEN, ドローン
watanabe 2024年2月8日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article Uniform Sierraのドローン「Panther」、屋外の捜索救助および初期対応用に設計
Next Article 240209_NimblePlus__top Flapper Dronesのドローン「Flapper Nimble+」、生物からインスピレーションを得て開発
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

250612_JD_Soradynamics_top
特集

Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]

2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
特集

RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]

2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース

「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場

2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース

水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる

2025年6月11日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?