DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: シュトゥットガルト大学、小型メンブレンファンを開発。75mW以下の超低電力で、厚さ180μm以下の極薄型ファン
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
ニュース

シュトゥットガルト大学、小型メンブレンファンを開発。75mW以下の超低電力で、厚さ180μm以下の極薄型ファン

シュトゥットガルト大学の精密工学設計生産研究所(以下、IKFF)は、低エネルギー消費で作動し、騒音も最小限のミニメンブレンファンを開発した

2024年8月2日
SHARE
- Advertisement -

コンピューターや携帯電話などの電子機器は、過熱を防ぐために積極的な冷却が必要だ。通常、エンターテインメント産業やパワーエレクトロニクスのデバイスは、特定の領域に気流を当てることで冷却される。

しかし、一般的に使用されているラジアルファンやアキシャルファンは、往々にして大きすぎ、騒音も大きい。ファンブレードの直径が小さくなると、空気を吸い込む能力が低下し、サイズと性能に限界が生じる。これらのファンの高いエネルギー消費とそれに伴う騒音は、重大な欠点だ。

この革新的なファンは、エネルギー効率に優れながら効果的に機器を冷却するために、的を絞った気流を採用している。この小型メンブレンファンは、励磁コイルの厚さが180μm以下という極めてフラットな設計で、放熱器の冷却に最適。2.5m/s以上の高速風速を実現し、ファンからの距離が離れていても効果的に冷却できる。消費電力はわずか25~75mWだ。

- Advertisement -

ドライブやパワーエレクトロニクスのような、内部に熱源を持つ小型デバイスには、的を絞った換気が不可欠だ。このようなデバイスは、対流と熱伝導によって指向性のある気流で冷却される。さらに、この冷却方法は、デバイスの届きにくい部分のホットスポット冷却にも適している。

メンブレンファンは、永久磁石、2枚の弾性メンブレン、メンブレンに取り付けられた2つの対向する励磁コイルから構成される。コイルに正弦波電流が流れると、メンブレンが下向きと上向きに交互に引っ張られ、メンブレンの開口部が開閉し、前方への気流が発生する。この設計により騒音は最小限に抑えられ、一般的なファンの騒音(30dBA以下)はないという。

このエレクトロダイナミック・システムの柔軟な設計により、膜にコイルを直接貼り付けることができ、非常にフラットな設置が可能だ。膜が磁気箔でできている場合、連続運転中のファンの耐用年数が延長される。

本発明は特許出願中だ。Technologie-Lizenz-Büro (TLB) GmbHは、この革新的な開発の特許化と商業化において、科学者とシュトゥットガルト大学を支援している。

▶︎シュトゥットガルト大学

- Advertisement -
DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: シュトゥットガルト大学, ドローン
kawai 2024年8月2日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article 日立システムズと久万造林、J-クレジット創出のための協創開始。LiDAR搭載ドローンを活用
Next Article DJI Dock 2やマルチスペクトルカメラH30Tをつかった点検ドローンセミナー in 名古屋 8月7日(水)
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

250612_JD_Soradynamics_top
特集

Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]

2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
特集

RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]

2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース

「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場

2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース

水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる

2025年6月11日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?