スペースワン代表の小林は2015年にCESを初めて訪問してから10年目(10回目)となる2025年、遂にスペースワンが出展企業としてCESに参加する。
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今回の出展では、ARIELの試作機と完全CGで制作された水中エンターテインメントショーを披露し、市場のニーズと反響を確認して、製品開発に役立てるためのフィードバックを収集することを目的としている。また、投資や出資の募集も視野に入れ、国際市場での展開を目指しているという。
ARIELの特徴と活用シーン
ARIELは、次世代の水上エンターテインメントを実現する浮遊型装置(水上ドローン)だ。LEDライトショー、噴水、音響システム、カメラ、GPS制御、環境センサーなど、複数の機能を搭載し、観客がスマートフォンやパソコンを通じてリアルタイムで操作可能。また、環境データの収集機能を持ち、教育や環境保護活動にも応用できるという。
活用シーンとしては、都市の水辺、リゾート施設、観光地、漁港や公園などの水回り施設が想定している。エンターテインメントショーやイベントを通じて地域の魅力を引き出し、観光振興や地域活性化に貢献できるデバイスだ。
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水上エンターテインメントプラットフォームとの連携
ARIELは、今後、スペースワンが開発予定の水上エンターテインメントプラットフォームに対応する計画だ。このプラットフォームは、複数のARIELデバイスを連携させ、リアルタイムでのライトショー演出や環境データ収集を可能にする。
都市部、リゾート、観光名所、漁港など、様々な場所での活用が想定されており、地域に合わせた柔軟で多様なエンターテインメント体験を提供するとしている。
SDGsとの関連
ARIELは、持続可能な開発目標(SDGs)に深く関わる技術を提供する。特に、以下の目標に貢献している:
目標6: 安全な水とトイレを世界中に:水質や環境データの取得を通じて、海洋や水資源の保護に貢献します。
目標11: 住み続けられるまちづくりを:地域社会でのエンターテインメントを通じて、地域活性化や観光の推進を支援します。
目標13: 気候変動に具体的な対策を:環境データ収集により、気候変動への対応や環境保護活動に役立てることが可能です。
ARIELは、エンターテインメントを超えて、地域や環境にポジティブな影響を与える製品を目指している。
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CES2025での出展目的
今回のCES2025出展の主な目的は、開発中の新しい水上エンターテインメントデバイスのARIELに対する市場のニーズと反響を確認し、今後の製品開発に役立てることだという。
また、国際的なビジネスパートナーシップの構築を目指し、参加者からのアドバイスや、追加機能、利用用途に関するアイデアを収集することでARIELの開発・改良、発展に繋げていく予定だ。さらに、今後の開発や事業拡大に向けて、投資や出資の募集も視野に入れているという。