DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: KDDIら5者、災害時を想定しドローンとStarlinkを活用した物資配送の実証を実施
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
ニュース

KDDIら5者、災害時を想定しドローンとStarlinkを活用した物資配送の実証を実施

KDDI株式会社(以下、KDDI)、KDDIスマートドローン株式会社(以下、KDDIスマートドローン)、イオンリテール株式会社(以下、イオンリテール)、長野県、天龍村の5者は、2024年12月2日から12月5日まで、長野県天龍村にて、災害発生時の孤立集落を想定してドローンで物資を配送する実証(以下、本実証)を実施した

2024年12月20日
SHARE

本実証では、旧天龍中学校を災害発生時の孤立集落と見立て、モバイル通信を利用したドローンの遠隔自律飛行で食料品や医薬品などの物資をドローンで配送した。

- Advertisement -
Contents
背景本実証について概要ドローンの飛行ルートと配送物使用したドローン機体とStarlinkを搭載した車載型基地局各者の役割

また、衛星ブロードバンドStarlinkを搭載した車載型基地局を活用し、山間部の電波が届きにくいエリアにおいてモバイル通信環境を確保してドローン運航した。

本実証により、Starlinkを活用して災害発生時に電波が届きにくいエリアが孤立集落となった際も、迅速にドローンで物資が配送できることを確認した。

本実証を踏まえ、災害時の孤立集落対策や平常時の地域課題の解消に向けて、ドローンによる物資配送体制の構築を官民連携で目指すという。

- Advertisement -

なお、本実証は、2024年8月に総務省の「地域デジタル基盤活用推進事業」において提案し、採択された「Starlink搭載車載基地局を活用した災害発生時の迅速なドローン物資配送の実現」の取り組みの一環で実施したものだ。

背景

長野県は、土砂災害警戒区域の総区数が26,950カ所と全国で4位の多さである。さらに、地震や大雨などにより孤立の可能性がある集落数が全国最多となる1,163カ所もある深刻な課題を抱えている。

本実証の実施場所である天龍村は、2023年6月に発生した大雨の影響で実際に孤立集落が発生した。孤立集落では道路が復旧するまでの最低でも3日間、可能な限り1週間分の食料が必要で、備蓄の食料がなくなった際には食料の配送が必要となる。

また、長野県は多くの山々に囲まれた山間部地形が特徴で、その影響で電波が届きにくいエリアが存在するという。

本実証について

概要

本実証では、旧天龍中学校を孤立集落と見立て、約4.2km先の和知野川キャンプ場から、約15kgの食料品や医薬品をドローンで配送した。

- Advertisement -

本実証のドローンは、モバイル通信を利用した遠隔自律飛行(レベル3.5飛行)した。実証場所は山間部で電波が届きにくいエリアが含まれているため、本実証では衛星ブロードバンドStarlinkを搭載した車載型基地局を活用し、モバイル通信環境を確保してドローン運航した。

ドローンの飛行ルートと配送物

使用したドローン機体とStarlinkを搭載した車載型基地局

メーカー DJI
機体特徴 重量物の長距離配送が可能で、貨物モードとウインチモードに対応
大きさ 2,800 x 3,085 x 947 mm(長さ x 幅 x 高さ)(アーム&プロペラ展開時)
最大積載量 30kg(デュアルバッテリー モード)
最長飛行時間 18分(重量負荷30kg、デュアルバッテリー モード)
最大航続距離 16km(重量負荷30kg、デュアルバッテリー モード)
機体重量 65kg(DB2000バッテリー2個搭載時)
Starlink搭載車載型基地局

各者の役割

企業/組織 役割
KDDI 実証全体の企画・統括
Starlinkを搭載した車載型基地局の運用
KDDIスマートドローン ドローン運航
イオンリテール 配送物資の提供
長野県・天龍村 飛行フィールドの提供
地域住民および関係者への説明

▶︎KDDI

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: DJI, DJI FlyCart 30, KDDI, KDDIスマートドローン, starlink, ドローン, 物流ドローン
kawai 2024年12月20日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article PMRobotics、3Dプリンター導入によりドローン開発期間を約30%短縮
Next Article Sky Elements、NFL初のハーフタイム・ドローンショーを実施
- Advertisement -

最新ニュース

地球の磁気バリアの破れを可視化する
千葉大学ら、地球の磁気バリアの破れを可視化する
ニュース 2025年7月15日
250714_Co-Creation_with_Network_top
中国電力ネットワーク、インフラ点検ノウハウ活用したドローンショーサービスの実証を開始。DSJ社と連携
ニュース 2025年7月15日
「再帰性反射可変QRコードのライフジャケット」南海トラフ大地震で人命救助に役立つ!
「再帰性反射可変QRコードのライフジャケット」南海トラフ大地震で人命救助に役立つ!
ニュース 2025年7月15日
250714_Oakley_top
OakleyとAxiom Space、宇宙飛行士のための次世代バイザーシステムを発表。月面探査のために設計、地球で検証済み
ニュース 2025年7月14日
250714_ISC_top
将来宇宙輸送システム、米Ursa Major Technologie社とエンジン追加調達・共同開発で合意。日米協力で宇宙輸送を加速
ニュース 2025年7月14日
- Advertisement -

関連記事

「再帰性反射可変QRコードのライフジャケット」南海トラフ大地震で人命救助に役立つ!
ニュース

「再帰性反射可変QRコードのライフジャケット」南海トラフ大地震で人命救助に役立つ!

2025年7月15日
ニュース

DJI、メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2025に出展

2025年7月10日
Vantiq、複数のドローン群制御を可能に
ニュース

Vantiq、複数のドローン群制御を可能に

2025年7月10日
世界が注目!イーロン・マスク氏も反応したAIドローン対決の舞台裏で、DRONE SPORTS株式会社が技術協力・インタビュー対象に
ニュース

世界が注目!イーロン・マスク氏も反応したAIドローン対決の舞台裏で、DRONE SPORTS株式会社が技術協力・インタビュー対象に

2025年7月8日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?