[国際ドローン展:エンルート/国際航業/東北大学]三社共同展示でドローンを用いた災害調査の事例を報告

2015-05-23 掲載

フライトコントロールのIoT化に注目!

東北大学(仙台市青葉区)、国際航業(東京都千代田区)、エンルート(埼玉県ふじみ野市)は共同でブース出展し、ドローンを用いた災害調査の事例を報告した。土石流災害防止のための実証実験で、複数台のエンルート製ドローンZion QC730を自動航行で飛ばし、立ち入ることのできない桜島昭和火口の画像取得を行った事例と、東北大学が開発した800gの火山噴出物採取デバイスをドローンから吊り下ろし、浅間山、大島・三原山、桜島で火山噴出物を回収した事例を紹介。火山調査用のセンサーを搭載した走行デバイスも参考展示した。いずれも現地でのドローンの運用を国際航業が行った。

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このほか、エンルートはドローン運用をスピーディーに行えるようにする軽トレーラーを参考出展。さらに、ドローンのフライトコントロールをIoT(Internet of Things)技術を用いて携帯ネットワークや5GHz帯無線通信で遠隔地からグランドステーションに指示を送る、「オンラインドローンマネジメント」を紹介した。

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この方法を使用すると、現場作業員はドローンのバッテリー交換作業が中心とすることができ、ドローン操作スキルがなくても現地ドローン運用が可能になるほか、複数台のドローンの運用も効率化することが可能になるという。

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