[International Drone Expo : IDE2015]ドローンの今が分かる展示会がLAで開催!

2015-12-13 掲載

各社オリジナル機体が勢揃い。多数の機体展示が目立つ

昨年好評を博したDroneExpoが、International Drone Expo(以下:IDE)と名称変更し、12月11、12日と2日間に渡って、カリフォルニア州のロサンゼルス・コンベンションセンターで開催された。今回で2回目となるIDEは、どうだったのか?今年2015年は世界各地でドローンに関する展示会が数多く開催された。それだけ世の中の関心も高いということだ。ドローンと言えども多岐にわたり毎回それぞれ特色のある展示会が開催される。どの方向に向かうのか?推し量る事が出来る。

IMG_7020全体のセッションは少なかったが、充実した内容が多く見られた。「自然災害と緊急医療」のセッションより

IDEの展示会内容に関しては、周辺機器、ソフトウェアソリューション方面の出展は、控えめで、総じてドローン機体本体を出展するところが多いのが印象的だった。例えば、モーターショーであればやはり車が展示の花形であるが、IDEでもドローンショーのごとく多数のドローン実機が会場を埋め尽くした。大手ドローンメーカのDJI、YUNEECに追従する形で北米や中国からの新興メーカー(ドローン業界自体新興市場ではあるが…)の姿が多く見られた。

IDE_6976

同じようなドローン機体が多く並ぶと何が違うのだろう?と目立たなく、埋もれてる印象を受けた。やはり映画撮影用、農業用など使用目的が明確に提案されている機体の方が注目を浴びていたように見受けられた。IDEでも90社をこえる出展社が集い、ドローン市場がこれから何処へ向かうのか?を知る事の出来る内容だった。ここでも業界の加熱ぶりを目の当たりにした。各ドローンの詳細レポートは随時紹介して行くが、今回は会場で見つけた気になる物をダイジェストとしていくつか紹介して行きたい。

会場で見つけたドローンとその周辺01

■AURORAcamera | AURORA 4K+
IDE_7013

映画用空撮に特化したドローンを手がける映像制作会社XM2のブースで展示されていたのが、AURORA 4K+。0.72Kg(本体のみ)を実現した小型の筐体で、やはりドローン向き。さらにPL / EFマウントそしてPanavisionマウントに対応各シネマレンズ装着可能。シネマ4Kサイズを超えた4096X3072で収録可能。現在は未だβ版と言う事で2016年初頭にはローンチされる見通しだと言う。

AURORA 4K+

■ZEISS | ZEISS VR ONE
IDE_6865

レンズで御馴染みのZEISS(ツァイス)は、ヘッドマウントディスプレイZEISS VR ONEを展示。スマートフォンを装着するタイプだが、最近ではVRやARを体験する物によく使用される。 価格は、$120 。筐体デザインも美しく視野角100°で装着感も悪くない。ドローンに関して言えばやはりFPV向けに最適と言える。

IDE_6866
ZEISS VR ONE

■DRONE EXPRESS | UAV Tape

日本から出展のDRONE EXPRESSは、親元が「ナポリの竃」で御馴染みのピザ会社。将来のデリバリーを視野にいれこの業界に参戦したと言う。既に実証実験も慶応大学と共同で行われていると言う。

IDE_6877

今回紹介するのはドローンとその周辺のガジェット。おもり粗衣のは、ドクター中松氏が開発した、UAVテープを紹介していた。テフロンを含む素材でドローン本体の補修に使えると言うもの。

Drone Express

■Blackmagic Design | Blackmagic Micro Cinema Camera
IDE_6940

映像業界の風雲児ブラックマジックデザイン。価格破壊を幾度と繰り返し、ユーザーには嬉しいメーカである。もちろんドローンに関してもいち早くプロ向けカメラを提供。ドローン搭載用にマイクロフォーサーズマウントでスーパー16mmデジタルフィルムカメラ、Blackmagic Micro Cinema Cameraを中心に展示。小型ながらその仕様は完全にプロ向けの1台。しかしながらカメラをそのまま展示しドローンにどう使うのか?という質問が来場者相次いでいたのが少しもったいないところ。

IDE_6941
Blackmagic Micro Cinema Camera

■HOODMAN | LaunchPad
IDE_6887

映像業界ではお馴染みのFOODMANもドローン用フードHAV1を展示。エクステンダーをつける事もできる。HAV1は、$49.99、エクステンダーは$39.99で販売中。今回のIDEでの新製品は、簡易離発着場。拡げるだけで、そのままドローンの発着場になるというもの。撤収も簡単でただ折り畳むだけ、大きさは3m、重量は10パウンド(約4.5kg)。値段は$100。

IDE_6849
HOODMAN

[IDE 2015] 会場で見つけたドローンとその周辺02(近日公開)▶

関連する記事

DJI、エコシステムを拡充する新製品とパートナーシップを発表[AirWorks 2018]

今回で三度目の開催となる「DJI AirWorks 2018」がテキサス州ダラスで開催中だ。DJIはそこで、ハードウェアとソフトウェアの新製品と戦略的パートナーシップを発表した。D... 続きを読む

Doosan、水素エンジンでユニットでドローンを開発[InterDrone2018]

例年そのブースの大きさや場所でその企業やトレンドの勢いを推し量ることができる。InterDrone2018で最大級のコマ数を誇り最も好位置にブースを構えていたのが韓国のDoosan... 続きを読む

ELECTRAFLY、パッセンジャードローンで世界を目指す[InterDrone2018]

この筐体デザインだと搭乗するのにいささか不安が… 今年初お目見えとなったアメリカ・ユタ州ソルトレイクに拠点を持つエクレクトラフライ(ELECTRAFLY)は、巨大なパッセンジャー... 続きを読む

白くミニマムなデザインが印象的なImpossile Aerospace US-1。[InterDrone2018]

白くミニマムなデザインが印象的なImpossile Aerospace社が発表したUS-1。今回の製品展示が初披露となるということでブースには多くの来場者が集まっていた。 同... 続きを読む

音声アシスタントやハンドジェスチャーなど機能で魅せる〜欧州最新ドローン市場の動き [IFA 2018]

欧州最大のコンシューマ家電国際見本市IFA2018開催 1月にラスベガスで開催されるCESに並ぶ世界最大級のコンシューマ家電国際見本市として知られるIFAが、8月31日から9月5... 続きを読む