PRODRONE、パッセンジャードローンを含む全13機種、16機を自社ブースをはじめ、機体提供各企業ブースに展示 [JapanDrone2019]

2019-03-14 掲載

名古屋に本拠を置く産業用ドローンの大手PRODRONEは、パッセンジャードローンを含む全13機種、16機を同社のブースをはじめ、機体を供給している企業のブースなどに出展していた。

PRODRONEブースでは、新型の6モデルを展示。中でも最も注目を浴びていたのが、対話型救助用パッセンジャードローン「SUKUU」だ。SUKUUは約100kgのペイロードを持つクワッドコプターで、機体下部に人が立って乗れる大きさのカゴを備えているのが最大の特徴となっている。

対話型救助用パッセンジャードローン「SUKUU」

災害時などに要救助者のもとに急行し、大型スピーカーで救助者に呼びかけ、カゴに人が乗ると、タブレットでオペレーターと会話ができる、「SUKUU(救う)」文字通りの“対話型”の救助用ドローンとなっている。

「PD4-FG1」はGPSの電波が入らない倉庫や工場といった閉鎖空間で、モノを運ぶのに特化したドローンだ。ローターのシェラウトがモノコック構造のフレームを兼ねる構造で、約4kgの荷物の運搬が可能。一般的なドローンでは荷物を“吊る”形で搭載するが、本機は積み込みしやすいように、機体上面に搭載するスタイルとしているのが大きな特徴だ。8月発売予定だという。

30kgのペイロードを持つ「PD6B-Type2」は、そのユーザー事例として大和田測量設計でレーザー測量に使用している機体を展示。RIEGL社のレーザー測量機VUX-1UAVを搭載しており、約7haの地形測量を約6分で完了させる実績があるという。

PRODRONEの次世代大型プラットフォーム「PD8X」は、ダブルローターを採用したオクトコプターだ。パワーのある8ローター機でありながら、ローターを上下に重ねたレイアウトとすることで飛行時のサイズを小型化。またアームを折りたたむことにより極めてコンパクトな形で持ち運ぶことができる。

壁面や天井面に液体を塗布するために開発されたのが「PD8-PR(Paint Roller)」。構造物メンテナンス企業のショーボンド建設と共同開発したもので、天井や壁面に張り付く形で飛行し、機体前面のロールでコンクリートの劣化防止剤などを塗布することができる。

参考出品としていたのがシングルルーター農薬散布用ドローン「PDH-AG1」である。シングルローターのヘリコプター開発を得意とする同社らしいモデルで、動力にはガソリンエンジンを採用。5リットルの薬剤タンクを備え、1回の給油で約50分の飛行が可能。農薬散布用ドローンのバッテリー管理の煩わしさを解消してくれるという。

▶︎PRODRONE

関連する記事

PRODRONE、愛知県とテキサス大学推進の「A2 Startup Program」海外展開ハンズオン⽀援ステージ選出

株式会社プロドローンは、愛知県とテキサス大学オースティン校によるスタートアップ支援プログラム「A2(AichiAustin)Startup Program」に参加し、SUKUUやア... 続きを読む

PRODRONEとKDDI、東海エリア3市と協力しシングルローター型ドローンの長距離物流実証実験開始

ドローン産業推進座長として今枝 宗一郎衆議院議員も駆けつけた(写真右端) 株式会社プロドローン(以下:PRODRONE)、KDDI株式会社(以下:KDDI)、三重県志摩市、愛知県... 続きを読む

PRODRONE「PDH-02C」で伊藤寛規選手「FAI/F3C世界選手権2019」個人優勝で世界1位を獲得!チームJapanも団体優勝!

世界1を勝ち取った伊藤選手と相棒である「PDH-02C」 株式会社プロドローン(以下:PRODRONE)が「PDH-02C」を機体提供している伊藤寛規選手(TKKワークス所属... 続きを読む

[Report Now!] PRODRONE、新社屋へ移転。屋内試験飛行場を構え研究開発・製作まで全てがワンストップ。高い技術力で産業用ドローン業界を牽引

ドローン開発エンジニアの為に最高の開発環境を用意 名古屋を中心に日本全国へ、そして北米で活躍する産業用ドローンシステムソリューションカンパニーである株式会社プロドローン(以下... 続きを読む

PRODRONE、ドローン通信の高秘匿化で電子情報通信学会優秀研究賞を受賞

(左)伊藤氏の代理参加した西澤氏「NICT」(右)市原和雄 常務取締役「PRODRONE」 株式会社プロドローン(以下、PRODRONE)は、「電子情報通信学会 安全・安... 続きを読む