DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: 空飛ぶクルマと社会実装が進む産業向けドローンの市場を俯瞰できる機会に[Japan Drone / 次世代エアモビリティEXPO 2024 in 関西]
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
特集

空飛ぶクルマと社会実装が進む産業向けドローンの市場を俯瞰できる機会に[Japan Drone / 次世代エアモビリティEXPO 2024 in 関西]

2025年4月から開催される大阪・関西万博の目玉の一つである空飛ぶクルマとドローンが集まる展示会「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2024 in 関西」が、12月18日、19日にかけて大阪・梅田で開催され、多くの参加者が会場に詰めかけた

2024年12月24日
SHARE

txt:野々下裕子

- Advertisement -
Contents
白銀技研飛行機研究所ジャパン・インフラ・ウェイマークジュピター

開催まで110日を切った大阪・関西万博では、目玉の一つとして会場周辺において空飛ぶクルマのデモ飛行が実施されることが計画されている。当初予定していた周辺と会場を結ぶ商用運航は、機体の審査や飛行許可などの課題がクリアできず実現しなかったものの、実用化に向けた動きは継続している。

その機運をより一層盛り上げようと、12月18日、19日に大阪・梅田のナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターで「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2024 in 関西」が開催された。

空飛ぶクルマだけでなく、ドローンビジネス全般に関する幅広い展示や飛行デモも行われ、年末も押し迫る忙しい時期にもかかわらず、たくさんの参加者が会場に詰めかけていた。

- Advertisement -
会場が大阪梅田の中心地に近い好立地というのもあり初日からにぎわっていた

空飛ぶクルマ関連では、丸紅エアロスペースと連携して実装化を進めている英国Vertical AerospaceのeVTOL、国産eVTOLの開発を進めるスタートアップのテトラ・アビエーションがモックアップを展示。

ANAホールディングスとJoby Aviationはパネルとビデオで、実用に向けた試験飛行などが順調に進められていることが紹介されていた。

空飛ぶクルマに関する情報をモックアップや動画、資料で紹介

あわせて、関西エリアで進められている自治体のプロジェクトを紹介するコーナーが設けられ、複数の計画が現在進行中であることが紹介されていた。VRを使ったフライトシミュレーター体験コーナーもあり、国土交通省と経済産業省が事業化に向けてどのような調整や支援を行っているのかを紹介するパネル展示もあった。

VRシミュレーターの体験コーナー

白銀技研

大型の展示会場に比べるとやや狭い会場ということもあり、実機の持ち込みが難しい中で唯一展示されていた空飛ぶクルマが白銀技研の「Beedol」だ。今年6月に福島ロボットフィールドでの試験飛行機を成功させたばかりの1号機が展示されており、かなりインパクトがあった。

空飛ぶクルマとしては唯一の実機展示だった白銀技研の「Beedol」

白銀技研、空飛ぶクルマ「Beedol」の初フライトに成功

- Advertisement -

会場では現在開発中の2号機の小型スケールモデルも展示。全長3.11m、全幅3.58m,高さ1.24mの本体は、ローターが付いた羽の部分を折りたたむことができ、幅が1.14mとほぼ半分の大きさになる。

開発は順調で、来年2月には本社がある岐阜県で試験飛行を実施することが計画されており、いよいよ人を乗せてテストすることも決まっている。

現在制作中の2号機は来年2月に人を乗せた試験飛行を予定している

代表取締役の西洋介氏は、次のようにコメントした。

白銀技研ではこれまで開発を少人数で進めてきましたが、1号機が成功したことで関心が高まり、少しずつ支援の動きも出てきています。

万博でのデモ飛行も視野に入れており、実現すればさらに注目度が高まりそうだ。

飛行機研究所

もう一つ実機の展示では、若手社会人を中心とした有志団体の飛行機研究所が、24時間連続飛行が可能な固定翼UAVを展示していた。

機体は手作業で製作されており、説明員のメンバーに話を聞いたところ、次のようにコメントした。

製作は具体的なビジネスやプロジェクトを目的としているわけではないものの、ソーラードローンは定点観測や調査、監視など、応用の範囲が広く企業での開発も進められており、関連技術の提供などで協力できればと考えています。

若手社会人の有志団体である飛行機研究所が手作りのソーラードローンを出展

ジャパン・インフラ・ウェイマーク

会場では水中・水上ドローンの展示もあった。ジャパン・インフラ・ウェイマークは自社で開発するカメラとソナーを搭載したボート型ドローンを出展。水面を全方向に移動でき、水深が浅くて狭いためボートや人力での点検が難しい場所や、高さが低い溝橋などで、点検を行う目的で運用を依頼されるケースが増えているという。

ドローンはニーズにあわせてカスタマイズし、水底の3Dデータを収集、管理できるシステムも自社で開発しており、これから本格的にビジネスとしての展開を目指している。

ジャパン・インフラ・ウェイマークでは水上ドローンとデータ管理システムを自社で製作、運用している

ジュピター

ドローンビジネスを活気づけるために不可欠といえるのが、ドローンパイロットの育成だ。ドローンスクールを運営するジュピターは、これまでに培ってきたノウハウをもとに、登録講習専用のドローンを2タイプを独自に開発し、今回初めて公開した。

限定解除25kgに対応した「J25」と、基本講習および限定解除に対応してオーバーライドも可能な「J500」があり、いずれもスクールや講習会向けにレンタルで貸し出す。

ジュピターは独自に開発した講習向けドローン2タイプを初公開(写真はJ500)

そうした開発技術を応用して、他にも審査判定ができる小型ドローンや、超狭所を空と陸の両方で4K 30fpsで撮影できるマイクロドローン「Co-eone20」もあわせて出展。

さらに、スクールの事務作業を大幅に軽減し一元管理し、修了審査の採点機能や監査資料の自動作成もできるオリジナルのシステムも開発しており、これらもあわせて全国のスクールや講習会向けに提供することを計画している。

空陸両用のマイクロドローン「Co-eone20」

他にもいろいろな機能と目的にあわせたドローンもたくさん展示されていて、どのブースも熱心に話をしている人たちが多いという印象であった。デモ飛行も複数の場所で行われており、DJI以外のドローンの存在や、新しい機体の進化を見てあらためて関心を持ったという声もあちこちで聞こえた。

会場ではデモ飛行もあちこちで行われていた(写真は超狭小空間点検ドローンIBIS2のデモの様子)

エアモビリティもさることながら、物流や農業、点検といった分野でドローンの活用が国内でもだいぶ広がっているものの、関係者以外でそうした情報を知る機会は少ない。

今回、コンパクトでもふらりと立ち寄れる場所を会場にしたことで、市場全体を俯瞰することができ、一般にも広く情報発信するという目的では成功したのではないか。万博ではさらに多くの人たちに空飛ぶクルマやドローンについても知ってもらい、ビジネスにつなげる機会になってほしいものだ。

ビジネスから都市計画、研究開発といったものからドローンショーやサッカーといったエンタメまで市場全体を俯瞰できる展示会になっていた

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: JIW, ジュピター, ドローン, モビリティ, 白銀技研, 空飛ぶクルマ, 飛行機研究所
kawai 2024年12月24日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article NASAのアームストロング飛行研究センター:2024年研究成果ハイライト
Next Article 和歌山県内の公共施設におけるドローン飛行可能施設一覧を公開
- Advertisement -

最新ニュース

250612_JD_Soradynamics_top
Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
250612_JD_roboz_top
ROBOZ「Litebee Stars」が実現する小規模屋内ドローンショー。教育コンテンツとしても注目[JapanDrone2025]
特集 2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース 2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース 2025年6月11日
- Advertisement -

関連記事

250612_JD_Soradynamics_top
特集

Soradynamics、産業用ドローン「Hayate 2」と「隼」を展示。安全に運用できる高機能性[JapanDrone2025]

2025年6月12日
2540612_JD_riegl_top
特集

RIEGLの新LiDAR「VUX-100-25」、FOV160°で133万点/秒取得能力を搭載。マルチコプターでの高効率測量を実現[JapanDrone2025]

2025年6月12日
「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」延べ5万5千人が天満橋エリアに来場
ニュース

「DRONE SHOW JAPAN PRESENTS STARMIRAGE IN OSAKA TEMMABASHI」、延べ5万5千人が天満橋エリアに来場

2025年6月12日
【水中ドローン体験会】カナダ製水中ドローン『DeepTrekker』自動航行機能を東京で体験し検討できる
ニュース

水中ドローン体験会:カナダ製水中ドローン「DeepTrekker」自動航行機能を東京で体験し検討できる

2025年6月11日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://www.drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします。

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?