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小林啓倫のドローン最前線

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Vol.56 DJI、地下空間を探索する「有袋類ロボット」[小林啓倫のドローン最前線]

DARPAが開催した「地下空間踏破」コンテスト 日本では「国防高等研究計画局」と訳されている、米国の政府機関DARPA(Defense Advanced Research Projects Agency)。日本でも知名度が高い組織だが、その名の通り、軍のために新技術の研究開発を行っている。そのために彼らが採用している手...
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Vol.55 DJI、ロシアとウクライナでの事業を停止[小林啓倫のドローン最前線]

ウクライナ第一副首相の抗議 本連載のVol.53において、ロシアからの侵攻を受けたウクライナが、その対抗として民間のドローンを活用しているというニュースを紹介した。たとえばフィンランドの団体がウクライナ政府に対し、DJI製のMavic Miniを140機提供。ウクライナはこれらのドローンをロシア軍に対する情報収集に利用...
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Vol.54 人流情報によるドローンの安全性向上[小林啓倫のドローン最前線]

進化する人流把握 ドローンを安全に運航する上で欠かせないもののひとつが、「どの場所なら飛ばして安全なのか」という情報だ。理想を言えば、あらゆる危険を自動的に察知して回避してくれるドローンを使いたいところだが、そのような技術の完成は現時点では成し遂げられていない。そこで誰かを傷つけてしまうリスクを軽減するためにも、そもそ...
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Vol.53 ウクライナ侵攻とDJI製ドローン[小林啓倫のドローン最前線]

戦争と民間ドローン ロシアがウクライナに侵攻した。ウクライナ軍は善戦しているとも報じられているが、ロシアとの戦力差は圧倒的であり、本稿を執筆している時点では侵攻を阻止できるかどうか微妙な状況だ。何よりも早期に争いが終結し、犠牲者がひとりでも少なくなることを祈っている。 そして今回の件に関して、さまざまな形で「ドローン」...
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Vol.52 スーパーボウルを支える「基地局ドローン」[小林啓倫のドローン最前線]

「空飛ぶ基地局」として機能するドローン 技術の進化とともに、日夜ユニークな活用法が検討されているドローン。そうした活用法の中で、早くから検討されていたのが、「空飛ぶ基地局」としてドローンを使うというアイデアだ。 実際、本連載においても、2018年9月の「5Gがもたらす災害用ドローンの進化」という記事の中で、オーストラリ...
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Vol.51 配送用ドローンが促す環境の進化[小林啓倫のドローン最前線]

普及が遅れるドローン配送 米アマゾンがドローンを配送に使用するという大胆な計画を打ち出したのは、今からおよそ8年前、2013年12月のことだ。それから長い年月が経過し、アマゾン以外にもさまざまな大手企業がドローン配送の実現に取り組んでいるが、いまだに私たちの注文した品は人間の配送員が届けてくれている。 もちろん実証実験...
Vol.50 仮想空間で「師匠」に学ぶAIドローン [小林啓倫のドローン最前線]

Vol.50 仮想空間で「師匠」に学ぶAIドローン [小林啓倫のドローン最前線]

AIを鍛えるトレーニング 料理でも運転でも、何らかのスキルを向上させようとした場合、トレーニングを欠かすことはできない。特定の動作の繰り返しによって、重要なコツやテクニックを体に覚えこませることができる。そうしたコツは言語化が難しい場合が多く、実質的に、反復練習がスキル習得の唯一の手段となる。 いまAIを開発する手段と...
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Vol.49 季節の変化を認識するドローン[小林啓倫のドローン最前線]

研究が進む地形相対航法 私たちが生活する上で、GPSはすっかり欠かせない存在になった。 車で移動する際のカーナビゲーションシステムはもとより、2000年代に入ると携帯電話にもGPSが搭載され、自分の居場所を簡単に知れるようになった。 しかしGPSといえども万能ではなく、GPS衛星の電波が届かず使えなくなるような場所もあ...
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Vol.48 人間を超えるAIドローンパイロット[小林啓倫のドローン最前線]

オリンピック開会式を彩った1824台のドローン COVID-19のパンデミックに見舞われる中、ついに開幕した東京オリンピック。7月23日に行われた開会式では、ドローンによるライトショーが実施され、話題を集めた。 1台1台のドローンに装着したライト(高精細のLEDを4つ搭載していたとのこと)をデジタル画像のピクセルに見立...
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Vol.47 助けを呼ぶ声に反応するドローン、訓練中[小林啓倫のドローン最前線]

進化する防災ドローン さまざまな領域への導入が進むドローンについて、早い段階から期待されていた用途のひとつが防災分野での活用だ。上空からカメラやセンサー類で情報収集することによって、被害の全体像を把握する、事件・事故にまきこまれた被害者をいち早く確認する、あるいは「空飛ぶ基地局」として被災地に通信インフラを復活させるな...
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Vol.46 NASAの「火星ドローン」ついに離陸[小林啓倫のドローン最前線]

史上初、地球以外の惑星の空を飛んだドローン 3年前の2018年2月、この連載の中で、米NASAが惑星探査におけるドローン活用を模索しているという話題に触れた。探査機にドローンを搭載して惑星に着地させ、そこで飛行させることで、探査をより効率的に行おうというわけだ。 そして2021年4月19日。NASAは人類史上初となる、...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.45 コロナ禍でのM&Aを支えるドローン

コロナ禍で生まれた、金融業界の新たなドローン活用 2016年、米金融大手のゴールドマン・サックスは、2020年までにドローン市場の規模が全世界で1000億ドルに達するだろうと予測した(ただしその7割は軍事用で、民間用が占めるシェアは3割となっている)。さらにその用途は、建設や農業、保険、警察など多岐にわたるだろうと予想...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.44 AIが進める「ロボットの役割分担」

進化が進む「陸上ドローン」の分野 本サイト「Drone.jp」は、その名の通りドローンをテーマとした専門サイトだ。そのため取り上げられるニュースはドローン、つまり空を飛ぶ小型無人機に関するものであることが多いが、最近は水上や水中、あるいは陸上で自律行動が可能な小型の移動型機器も高度化しており、それらにも時折「ドローン」...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.43 米中対立がカリフォルニア州の山火事を悪化させる?

選挙イヤーで深まる米中対立 2020年は新型コロナウイルスのパンデミックという、歴史に残る出来事があった年になったが、世界にとってもうひとつ大きなイベントが控えている。それは米国の大統領選挙だ。もちろんそれは私たちにとって、外国の指導者を選ぶ選挙に過ぎないが、米国という超大国にどのようなトップが君臨するかは、日本人の生...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.42 ドローンとAIの目で進む野鳥保護

地表面の鳥の巣を検知する 現在、地球上で生息している鳥類の数は約9000種類とも、1万種類とも言われている。しかし地球環境の変動や人間による環境破壊によって、鳥類が生息できる場所は減少しつつある。特に人間の生活圏に生息地域が近い野鳥の中には、近年その数を急速に減らしている種類もある。今回はそんな鳥類を、ドローンとAIの...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.41 ドローンが進める、もうひとつの感染症対策

COVID-19だけではない感染症のリスク ここまで何度か、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)対策にドローンが活用される事例を見てきた。しかし当然ながら、人々に害を及ぼす感染症はCOVID-19だけではない。厚生労働省のサイトによれば、通常の季節性インフルエンザでも、国内での年間の推定感染者数は約100...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.40 権威主義に対抗するドローン

発熱者の監視もドローンで 前回も新型コロナウイルス(COVID-19)対策におけるドローン活用について触れたが、それに関連して注目されているドローン活用法が、本連載でも何度か触れている「監視」への応用である。 たとえばドローンに赤外線カメラを搭載し、広場や市街地などを飛行させ、発熱している人(つまり新型コロナウイルス発...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.39 パンデミックが促す医療用ドローンの「逆輸入」

パンデミックと戦うドローン 残念ながら、依然として新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で猛威を振るっている。本原稿の執筆時点(4月6日)では、まだ日本に緊急事態宣言は出されていないが、いつ出されてもおかしくない状況であると認識されている。 このパンデミックへの対策として多くの国々で行われているのが、ソー...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.38 外来種からニュージーランドを救う「毒餌散布」ドローン

ニュージーランドの外来種問題 新型コロナウイルスが世界で大流行している。グローバリズムの是非をここで問うつもりはないが、人が自由に世界を行き来できるようになったことが、この大流行を可能にした一因であることは間違いないだろう。もちろん移動の自由は経済的にも、人権の視点からも重要なことだが、人間が持ち込むものは移動した先に...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.37 ドローンを進化させるミツバチ研究

生物をリバースエンジニアリングする AI(人工知能)がブームと言われて久しいが、現在のAIの流行(歴史的には第3次AIブームとされる)をけん引しているのは、ディープラーニングと呼ばれる技術だ。そのディープラーニングの基礎となるのが、ニューラルネットワークというモデルである。これは簡単に言ってしまうと、その名前(日本語で...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.36 危険生物を監視するAIドローン

UMA(未確認生物)をドローンで捕まえる? ネス湖のネッシー、ヒマラヤのイエティ、そして日本のツチノコなど、世界にはいわゆる「UMA(未確認生物、正式な英語ではCryptidと呼ばれる)」の噂があちこちに存在している。その実在をどこまで信じるかは別にして、いずれにしても「何かいるようだ」という謎があると、それを解き明か...
[小林啓倫のドローン最前線]Vol.35 「スマホながら運転」の取り締まりもドローンで?

[小林啓倫のドローン最前線]Vol.35 「スマホながら運転」の取り締まりもドローンで?

取り締まりが強化される「スマホながら運転」 2019年12月1日、自動車を運転する人々にとっては少し気になる法改正が実施された。運転席で何か別のことを「しながら」運転する行為、いわゆる「ながら運転」の厳罰化である。もちろん「ながら運転」はこれまでも禁止されていた行為だが、より厳しく処罰するという姿勢が示された格好だ。 ...
[小林啓倫のドローン最前線]Vol.34 ドローンを使って環境問題を防ぐ〜ドローン+AIによるごみ廃棄状況のマッピング

[小林啓倫のドローン最前線]Vol.34 ドローンを使って環境問題を防ぐ〜ドローン+AIによるごみ廃棄状況のマッピング

懸念が高まるマイクロプラスチック問題 プラスチック、すなわち合成樹脂は19世紀に研究が始まり、20世紀初期に製品化が進んだ。史上初めて人工的に誕生したプラスチックであるフェノール樹脂は、1907年に工業化され、瞬く間にさまざまな製品で使われるようになった。つまり私たちは、もう100年以上もプラスチックを使い続けているの...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.33 「探偵」へと進化するドローン

損害調査分野でのドローン活用 小型のマルチローター型ドローンが商用化され、普及を始めた2010年代の半ば、そうしたドローンを活用する分野として真っ先に挙げられたもののひとつが「損害調査」である。天災による広範囲に及ぶ自然災害や、自動車の玉突き衝突や工場の火災など大規模な事故において、その被害状況の調査にドローンを活用し...
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[小林啓倫のドローン最前線]Vol.32 救急車のスピードを上回る「ドローン救急配送」の試み

実用化が進む医療分野でのドローン活用 高性能な小型UAVが実用化されるようになったとき、早くから利用先として期待されていた分野のひとつが医療だ。たとえばデルフト工科大学が2014年に公開したこの映像は、ドローンによるAED配送の可能性を示すものとして、大きな注目を集めている。 これはAED自体をドローンにしてしまい、「...
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