Drone VoltがCES参戦した目論みとその理由 [CES2017]

2017-01-10 掲載
VR専用ドローンJANUS360

フランスのドローンメーカーDrone VoltがCES2017に初参戦。DroneVoltもCESを利用して急成長している商業用ドローンマーケットに打って出ようというのである。Drone Volt USAでセールス&マーケティングEVPを務めるDaniel Roe氏にコメントを貰った

ドローン業界を驚かせたスプレードローンHERCULES10

これは、Drone Voltが米国市場に進出する際に、我々が何ができるのか世界市場に示すチャンスだ。我々がCESに参加した理由は当社をプレスに紹介し、小売業者とプロダクトについて話し合い、サービスドローン市場へ参入を始めている代理店にインタビューをするためだ。

農業散布専用ドローンHERCULES20

実はDrone Voltは業界に新しく参入するドローンメーカーというわけではない。彼らは元々ドローン販売店から始まり、すでに農業、建設、セキュリティ、メディアなどの業界で専門的なドローンを提供しており、世界中の顧客リストを保有している。しかし、今年のCESでDrone Voltは新しいプラットフォームとドローンを導入し、サービスの質を次のレベルに引き上げるという。

しばらくの間、我々はドローンサービスのアプリケーションをリードしてきた。しかし、今回の新しいプラットフォームは空間にさらなるイノベー ションを提供するだろう。

とRoe氏は言う。新しいサービスの中には「Janus VR-Bot」などの地上向けのドローンもある。これはVRや映像制作以外にも建設、建築、仮想ツアーなどのメディアアプリケーションにも使用できる。カメラアレイはドローンの上部に設置されており、人間視点で映像を提供してくれる。そのため、本来人間が入れない危険な場所に立ち入るようなリアルな体験を得ることができるのだ。

VTOL機 DVWING

Janus VR-Botや固定翼ドローンを含む、Drone Voltの製品ラインナップは非常に魅力的である。この製品群を見ると、Drone Voltは新しい市場に飛び込む準備は万端だと言えそうだ。最後にRoe氏はこう語っている

一般的に見ても、ドローン市場は成長していると言える。しかし、サービスドローンのカテゴリーは全体のそれを凌駕しており、数年後には市場における大きな割合を占めることになるだろう。サービスドローンという分野はほぼ無限の可能性を秘めており、我々エンジニアのイマジネーションによってのみ、その可能性は制限されてしまうのだ。

ヨーロッパ出身のドローンメーカはCES2017を足がかりに世界へと進出して行く。その力強さが感じられた展示であった。

Drone Volt
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