DJIがPhantomの操縦スキルを競う「DJI Games」を開催

2015-06-21 掲載

DJI Games開催中!

DJIは6月20日および21日にかけて、同社のマルチコプター「Phantom」の操縦スキルを競うコンテスト「DJI Games」を開催。ドローンの使用目的は様々あるが操縦スキルを競うスポーツを行うのは面白い。その概要を見てみよう。

 

オーストリアのSpitzerbergにて開催されるDJI Gamesは、マルチコプターの操縦に長けた「パイロット」が集まり、用意された数百台余りのPhantomを使って特設障害物コースで点数を競う、というものである。6月20日08:00からのパイロットブリーフィングに始まり、練習セッション、開会式、予選、ハーフタイムショーと続き、6月21日17:30からの決勝戦を迎えて同日19:30に閉会となる。優勝者にはDJIから賞品が与えられる。

ルールの詳細は以下の通りである。

概要

Phantom3を用いて障害物コースを自由飛行し、2分以内に稼いだ得点数で競い合う。各障害物で何らかのアクション(後述)を行うことで得点が得られるが、全ての障害物をクリアする必要は無い。また飛行コースも指定はないため、各自で戦略をたてることができる。高得点者のみが予選通過となる。

Day 1: 予選ラウンド

予選ラウンドでは、参加者が一人ずつPhantomを操縦し、各ラウンド6人ずつで個人の操縦スキルを競う。

Day 2: 準決勝

準決勝では、各参加者はランダムに選ばれた別の参加者と二人一組になり、各ラウンド3チームずつチームとして競う能力が試される。

Day 2: 決勝

決勝では、各参加者は準決勝とは異なるにタッグを新たに組み、再度2人一組で競い合う。各チームは本番前に練習の時間も与えられ、チームの特性に合わせた戦略を練ることが期待される。準決勝と同様に、各ラウンド3チームずつで行われる。

コースについて
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DJIがデザインを手がけた特設コースは、いくつかの方法で得点することができる。各参加者は専用のコースを担当し、障害物を攻略する順序は参加者に委ねられている。

障害物1: DJI Pyramid (10 – 20 ポイント)

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DJI Phantomのランディングギアを用いてPyramidを拾い上げ、近くのブルズアイに下ろすことで得点が入る。下ろした場所が中心に近いほど高得点となり、障害物の中でも最も多い得点(最大20ポイント)を一度に得ることができる。Pyramidは1度のラウンドで1回のみ使うことができる。

障害物2: Landing Pads(2 – 5 ポイント)

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Phantomを各Landing Padに着陸させ、1秒間静止させることで得点が入る。中心に着陸させることができた場合は5ポイント、端の場合は2ポイントが入る。Landing Padは1度のラウンドで1回のみ使うことができる。

障害物3: Figure-8(ポイント)

各コースの中心に位置する二つの鉄塔に対し、その名の通り「8の字」飛行することで4ポイントが入る。FIgure-8は1度のラウンド中何回でも行ってよい。

障害物4: Loops(2ポイント)

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二つ鉄塔の先端にそれぞれついているループの中を両方くぐり抜けることで、2ポイントが得られる。Loopsによる得点は1度のラウンドで2回までである。

時間制限

制限時間内に得られたポイント以外は加算されない。(ラウンドによって制限時間は異なる)

ペナルティ

安全な飛行を促すために、下記アクションに対しては点数が引かれる。

ペナルティ1: クラッシュ(マイナス15ポイント&強制終了)

Phantomを地面や他の物体に対して衝突させ、飛行を続けることができなくなった場合、参加者はそのラウンドを強制的に終了させられる。15ポイントが得点より引かれ、それ以降は得点することができない。

ペナルティ2: 領域外(マイナス10ポイント&強制終了)

指定された領域外にPhantomを侵入させた場合または他のコースのPhantomを妨害した場合、参加者はそのラウンドを強制的に終了させられる。10ポイントが得点より引かれ、それ以降は得点することができない。

ペナルティ3: 着陸の失敗(マイナス10ポイント)

各ラウンドの制限時間終了後、参加者はPhantomを15秒以内に着陸させモーターの電源を切ることが義務付けられる。これに失敗した場合、10ポイントが得点より引かれる。

ペナルティ4: 失格

スポーツマンシップに違反する行為や飛行を行った場合、参加者は即時失格となり、今後の類似イベントへの参加もできなくなる。現地でDJI職員が下した判断は最終決定となる。

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